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ラーメンのナトリウム、メーカーが減量を推進

ラーメンのナトリウム、メーカーが減量を推進

Posted August. 12, 2011 08:02,   

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塩辛いラーメンの年内退出が決まった。食品医薬品安全庁(食薬庁)は、韓国食品産業協会と食品製造加工会社は、ラーメンのような麺類食品のナトリウム含有量を年内に会社別に4〜15%低めることを11日発表した。また、食薬庁は大型マートと協議して、ナトリウムを減らした食べ物だけを陳列して売る「低ナトリウムゾーン」を新設することにした。

ラーメンはキムチに次ぎ、最もナトリウムの多い食品。たとえば、韓国ヤクルトの「ブジムハン(大盛りの意)・ワンコプ(大きな器の意)・ユッゲジャン」に入っているナトリウムは2680ミリグラムで、世界保健機関(WHO)の1日摂取制限量(2000ミリグラム)を大きく上回る。他のラーメンも殆ど1日摂取制限量の90〜130%の範囲にある。

ナトリウム減らしには6つの会社が取り組む。韓国ヤクルトとミョンサランは、それぞれ7つと5つの品目のナトリウムの含有量を平均15%減らす計画だ。農心(ノンシン)は25品目(10%)、オトゥギは31品目(8%)、三養(サムヤン)は8品目(7%)、ハンスコリアは14品目(4%)でナトリウムを減らす。

ナトリウムの含量が最も少なくなるラーメンは、農心の「サルグッス(お米のそば)・カレーミョン」。現在1890ミリグラムのナトリウム含量を1080ミリグラムへ43%減らす計画だ。ブジムハン・ワンコプ・ユッゲジャン(韓国ヤクルト)が26%、江原道(カンウォンド)チック(クズ)冷麺(ミョンサラン)が23%減る。

食薬庁のキム・ジョンウク栄養政策課研究官は、「欧州でもパンのナトリウム含量を毎年1%ずつ減らすキャンペーンが展開されている。我々もナトリウム削減キャンペーンを持続的に展開していく計画だ」と話した。各企業は来年、ナトリウム含量をさらに3〜5%削減する計画だ。

食薬庁のカン・ベクウォン栄養政策課課長はさらに、「企業がナトリウムを減らすことには限界があるため、消費者が塩分を弱めに食べる努力を先にしなければならない」と話した。ラーメンを作る時、スープを少なめに入れたり、ネギ、カボチャや玉ねぎなどを入れて、汁はあまり飲まないようにすることがいいという。



likeday@donga.com