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金剛山観光MOU結んだ在米事業家「カジノも可能、無査証入国も視野に」

金剛山観光MOU結んだ在米事業家「カジノも可能、無査証入国も視野に」

Posted August. 05, 2011 08:21,   

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「北朝鮮政府は観光客がお金をたくさん使うように、金剛山に可能な範囲内で娯楽施設を許容するだろう。カジノも解禁される可能性がある。北朝鮮査証を受けなくてもいい無ビザ地域にする考えがあるようだ」

金剛山観光事業者に選定されて、先月25日、北朝鮮政府と了解覚書(MOU)を締結した米ニューヨークの貿易会社の米州朝鮮平壌会社のパク・イルウ代表(写真)は3日、東亜日報との電話インタビューで、このように話した。パク代表が北朝鮮と結んだ了解覚書は、金剛山を複合型観光休養地に変えるために、米州朝鮮平壌会社が金剛山観光広報、投資誘致や観光客の募集を代行するという内容を盛り込んでいる。パク代表は、具体的な事業計画について話し合うため、近日訪朝する予定だと話した。

パク代表は、「この事業を総括する金剛山国際観光特区指導局は、これまで金剛山観光が遅々とした理由を現代峨山(ヒョンデ・アサン)が独占権を持っていたためと考えているようだ。中国と日本でも事業者が選定されると聞いており、独占事業権は自然と消えるだろう」と話した。北朝鮮政府と現代峨山間の独占契約問題については、「当事者間で解決する問題で、私が口を挟むような事案ではない」と話した。

パク代表は現在、金剛山観光投資や観光客募集に乗り出す協力パートナーを探しており、パートナーらと一緒に10月頃、金剛山観光団地を視察する計画だと話した。韓国企業が参加するかについては、「南北の政治的環境に影響されやすいため、現実的に簡単でないだろう」と付け加えた。

パク代表は最近、米朝会談のためニューヨークを訪問した金桂寛(キム・ゲグァン)北朝鮮外務省第1次官と今度の件で会っているかという質問に対しては、「今のところ、答えないのが筋のようだ」と言って、接触を間接的に認めた。パク代表は、ソウルに居住していた1980年中盤、米国へ移住した後、市民権を獲得し、米州朝鮮平壌貿易会社を立てた。そして、08年4月、米国政府の許可を得て、平壌焼酒を米国に輸入して注目された。現在、平壌に支社を置いており、米国での事業規模はあまり大きくないとされている。



witness@donga.com