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一度あたれば死亡、福島原発から「殺人放射線」

一度あたれば死亡、福島原発から「殺人放射線」

Posted August. 03, 2011 03:13,   

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日本の福島第1原発で1日、1時間あたり1万mSv(ミリシーベルト)以上の致命的な放射線量が計測され、原発当局を緊張させている。人間は1万mSvにさらされれば、死亡する。3月11日の原発事故発生後、最も高い数値だ。

東京電力によると、放射線量が計測された地点は、原子炉1号機と2号機との間の外部配管付近だ。同配管は、原子炉内部を循環し、放射性物質を多く含んでいる蒸気が、一度フィルターを通り、外部に出る通路だ。放射線量の測定器の上限は1万mSvであり、実際の放射線量はこれよりさらに高いものと見られる。

東京電力は、大震災直後に溶け出した核燃料から出た高濃度の放射性物質が、原発爆発時や原子炉の圧力を下げるために、蒸気を強制的に出す時に洩れたものと見ている。事故初期に漏れ出したものであり、原発に新しい問題があって出たものではないという説明だ。しかし最近、福島地域にマグニチュード5〜6の強い地震が数回発生している上、大雨まで降っており、配管が損傷し、最近、高濃度の汚染物質が漏れ出した可能性もある。



changkim@donga.com