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独島挑発の自民党議員団、空港で入国拒否

独島挑発の自民党議員団、空港で入国拒否

Posted August. 02, 2011 07:17,   

한국어

「入国拒否で私生活を制限されている」

「私たちがテロリストでもなく、何の根拠で(韓国の)国境の安全を害すると言うのか」

鬱陵島(ウルルンド)を訪問する目的で、1日午前11時10分、金浦(キンポ)空港に到着した日本の自民党議員3人の代表格である新藤義孝(53)議員は、入国を拒否されると、刺激的な発言をした。独島(ドクト、日本名・竹島)を紛争地域のように見せるための多分に意図的な発言だった。

韓国政府は同日、「大韓民国の利益や公共の安全を害する行動をする恐れがあると認めるだけの相当の理由がある者」に対して法務部長官が入国を拒否できるという出入国管理法第11条を根拠に、新藤議員一行の入国を許可しなかった。

法務部・出入国管理事務所金浦空港出張所は、新藤議員一行に入国拒否による「送還決定文」を提示し、彼らが乗ってきた全日本航空(ANA)の機長に「送還指示書」を交付した。出入国管理事務所側は、彼らが乗ってきた飛行機の便で午後12時40分に帰国することを促したが、彼らは韓国外交通商部が拒否理由を詳しく説明するまで帰ることはできないと言い張った。

新藤議員は、「安全で自由な通行が確保されている日本人の代表であるわれわれ(国会議員)を入国拒否にすれば、大きな問題だ」とし、「また訪韓する」と主張した。

原則的に入国が拒否された外国人は、本人が乗ってきた飛行機で強制出国させることができる。しかし、出入国管理事務所側は、彼らが国会議員という点や韓日関係に及ぼす影響を考慮して、自発的に韓国を出国するよう説得した。

日本政府は同日午前11時50分、駐韓日本大使館を通じて、韓国政府の入国拒否措置に対して電話で抗議してきた。外交部当局者は、「日本側が韓日友好協力関係に鑑みて、遺憾の意を表明した」と伝えた。

日本の保守派議員らの「政治ショー」は、ひとまず政治的興行には成功したとみえる。しかし、これによって日韓は友好と信頼を失った。2日、日本政府が刊行する防衛白書には、例年のように「独島は日本の領土」という主張が含まれるとされており、韓日関係の悪化は避けられなくなった。



zeitung@donga.com