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松本外相に「良くない事態も」と警告、日本議員の鬱陵島訪問で金星煥外交部長官

松本外相に「良くない事態も」と警告、日本議員の鬱陵島訪問で金星煥外交部長官

Posted July. 27, 2011 07:40,   

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金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官が23日、日本の松本剛明外相に、「日本の自民党議員が鬱陵島(ウルルンド)訪問を強行すれば、良くない事態が起こらざるを得ない」と述べたという。

金長官は、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の際、インドネシア・バリ島で行われた韓日外相会談でこのような考えを伝えたと、26日、政府関係者が明らかにした。

自民党議員が、韓国の独島(ドクト、日本名・竹島)領有権強化措置を牽制するために、来月初めに鬱陵島を訪問する計画があることを明らかにしたことを受け、比較的強い語調で入国禁止もあり得ると日本側に警告した模様だ。

政府は、日本の議員が入国を強行すれば、入国禁止措置を取るという内部方針を定めたという。同関係者は、「日本の議員が韓国の独島領有権を否定する政治目的で韓国に来る場合、入国させる理由はない」とした。

ただ、政府は、日本の議員が実際に入国を強行するまでは、政府措置を公式に発表しない計画だ。別の政府関係者は、「彼らが実際に来るのか来ないのかも分からない状況で、事前にそのような措置を発表する理由はない。最後の瞬間まで待ってから発表するだろう。彼らが入国すれば、韓国の市民団体と衝突する可能性が高い」と強調した。

政府は、日本外務省に自民党議員の韓国訪問中止を働きかけるよう要請したが、日本政府が乗り出す可能性は高くなさそうだ。バリ島での外相会談で、金長官の要請にもかかわらず、松本外相が「意味は察するが、日本国内の政治状況を考慮せざるを得ない」と答えたことも、日本政府が政治家の行動を自制させるのに限界があることを物語っている。



zeitung@donga.com