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民主党「10+2再々交渉案」示す、韓米FTA批准の条件

民主党「10+2再々交渉案」示す、韓米FTA批准の条件

Posted July. 20, 2011 08:54,   

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民主党は19日、議員総会を開き、韓米自由貿易協定(FTA)批准に関連して再交渉が必要と思われる10項目と国内補完策2項目を盛り込んだ「10+2再々交渉案」を確定した。与野党が暫定合意した8月の臨時国会で、国会議長の職権上程を通じてでも韓米FTA同意案を処理するというハンナラ党に対し、防御幕を張ったわけだ。

民主党の案には最も被害が懸念される農畜産業を保護するため、牛肉の関税撤廃を10年間猶予し、11年目から8%ポイントずつ減らし15年目に40%の関税を全て撤廃する内容が盛り込まれた。現在、協定文にはFTAが発効されると、40%の牛肉の輸入関税を15年間毎年2.67%ポイントずつ縮小していくことになっている。

また、中小商人適合業種特別法の制定などを通じ、中小商人を保護し、開城(ゲソン)公団で生産される製品を韓国産に認めるようにする域外加工条項を導入するようにした。この他に△自動車セーフガード(緊急輸入制限措置)発動要件の緩和△投資者国家訴訟制度(ISD)の廃棄などを盛り込んだ。

金振杓(キム・ジンピョ)院内代表は、「李明博(イ・ミョンバク)政府に入って拙速で再交渉を進め、利益の均衡を顕著に崩した」とし、「政府も10年間の執権経験を持つ民主党の意見を傾聴して、米国と多角的に接触してほしい」と要求した。

しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下で韓米FTA締結支援委員会支援団長を務めた洪永杓(ホン・ヨンピョ)議員は、「過度に細部的であるため、我々がまるでFTAそのものに反対するように映りかねない」とし、「ISDや医薬品の許可—特許連携制度は、既に盧武鉉政府の時、長期的に我々に得になる制度であることがわかっている」と指摘した。



will71@donga.com