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李在五長官「軽く聞き流すな」と阻止方針を明言、自民党議員の鬱陵島訪問

李在五長官「軽く聞き流すな」と阻止方針を明言、自民党議員の鬱陵島訪問

Posted July. 18, 2011 08:48,   

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李在五(イ・ジェオ)特任長官が16日、日本の自民党議員らの鬱陵島(ウルルンド)訪問計画について、「あらゆる組織を動員してでも、国民の名で鬱陵島への進入を阻止する」と明らかにした。

李長官は同日、ツイッターを通じて、「もし彼らの訪問の目的が独島(トクト、日本名・竹島)を国際紛争地域にしようという陰謀や独島を日本の領土だと主張する計略が隠れているなら、これは明白な大韓民国の領土主権侵害だ」と主張した。李長官は「このような目的の訪韓は絶対許すことはできない。韓国の領土のどこにも彼らは足を踏み入れることはできない。特に鬱陵島への訪問は絶対に容認できない」と強調した。さらに、「自民党は理性を持って、訪問計画を直ちに撤回することを望む。軽く聞き流さないことを願う」と警告した。

李長官は15日にも、日本外務省が、大韓航空のA380独島試験飛行に反発して、「大韓航空ボイコット」の指示を下したことと関連しても、「今回は日本に強く対処しなければならない。国土海洋部は、独島総合海洋科学基地を急いで設置する必要がある」と主張した。

自民党の「領土に関する特命委員会」の議員らは15日、韓国の独島領有権強化措置を牽制するために、来月初めに鬱陵島を訪問する計画を発表した。共同通信によると、訪問予定の議員は、特命委の新藤義孝委員長代理ら4人だ。新藤議員は、「韓国がなぜ日本人が受け入れられないことをするのか直接確認する」と言って訪問計画を明らかにした。自民党が党として鬱陵島に議員を派遣するのは今回が初めて。

保守寄りの産経新聞は、「議員らは、韓国が竹島の領有権をアピールするために設置している鬱陵島内の独島博物館を視察する計画だ」とし、「『敵情』を探ることが今回の訪問の狙いだ」と報じた。最近、韓国の国会議員や長官が相次いで独島を訪問し、韓国政府が鬱陵島でも海軍ヘリコプーター基地の拡張を推進するなど実効支配を強めていることをうけ、これを牽制する意味が込められているということだ。

これには、国会独島領土守護対策特委の議員が5月にロシアと日本の間の領土紛争地域である国後島を訪問したことに対する抗議と対応の意味も含まれている。これに対して、独島特委幹事の張世煥(チャン・セファン)民主党議員は、「韓国は、領土紛争地域に対するスタディの次元で国後島を訪問しただけで、政治的意図はなかった」とし、「日本の国会議員が独島領有権を主張して訪韓するなら、政府はこれを積極的に阻止しなければならない」と主張した。独島特委は8月、独島で特委全体会議を開く計画だ。



irun@donga.com changkim@donga.com