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平昌「今度は1次投票で終わらせる」

Posted June. 27, 2011 08:31,   

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2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック誘致委員会は、IOC総会に先立ち、27日にトーゴの首都ロメで開かれるアフリカのオリンピック委員会連合(ANOCA)総会に出席する。趙亮鎬(チョ・ヤンホ)誘致委員長と朴容晟(パク・ヨンソン)大韓オリンピック委員会(KOC)委員長、フィギュア・クィーンの金姸兒(キム・ヨナ)が同行する。ANOCA総会には、アフリカの53加盟国のオリンピック委員会代表とIOC委員が出席する。浮動票をつかむためだ。28日、ミュンヘン、アンシーに続き、最後の公式プレゼンテーションをした後、決戦地のダーバンに向かう。

●どこがリードしているのか

平昌は5月10日、2018年冬季オリンピック候補都市のIOCの評価報告書で、ライバル都市のミュンヘン、アンシーよりもリードしているという評価を受けた。コンパクトな競技場と短い移動距離、宿泊施設などで高い点を得た。

しかし、オリンピック専門ニュースメディア「アラウンド・ザ・リングズ」(ATR)は7日、2018年冬季オリンピック誘致競争で、ミュンヘンが83点で最も高く、平昌(79点)、アンシー(69点)の順だったと明らかにした。平昌は、ATRの3月の発表で1位だったが、3ヵ月後にミュンヘンに逆転された。平昌誘致委は、「ATRの発表に大きな意味はない。最後に笑うのが重要だ」という立場を示した。

●開票直前まで総力戦

平昌は、2010年と2014年の誘致戦でいずれも逆転負けした。1次投票で1位になったが、過半数の支持を得ることができず、2次投票で開催権を逃した。浮動票をつかめなかったためだ。平昌誘致委関係者は、「現在IOC委員の浮動票が20%程度だと把握している。過半数を得票するために、開票直前まで得票活動をする」と意欲を示した。

ダーバンIOC総会は7月6日、ミュンヘン、アンシー、平昌の順で最終プレゼンテーションを行い、無記名電子投票で開催地が決定される。IOC委員は26日現在、計111人。2018年冬季オリンピック誘致3候補都市のIOC委員6人とジャック・ロゲIOC委員長、投票不参加を宣言したデニス・オズワルド・スイスIOC執行委員ら8人を除けば、公式投票に参加するIOC委員は103人だ。平昌誘致委は、1次投票で過半数(52票)以上を獲得する計画だ。朴容晟KOC委員長が22日に欧州に向かったのも、IOCの浮動票をつかむためだ。



beetlez@donga.com