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公取委「韓国市場狙った国際カルテルに強硬対応」

公取委「韓国市場狙った国際カルテルに強硬対応」

Posted June. 23, 2011 08:11,   

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公正取引委員会は、今後韓国市場に対する国際カルテルに断固とした対応をする方針を固めた。金東洙(キム・ドンス)公正取引委員長は22日、ソウル龍山区漢南洞(ヨンサンク・ハンナムドン)のハイアットホテルで開かれた在韓米国商工会議所の招請講演で、「カルテルは代表的な市場経済の反則行為であり、市場経済の一番の敵だ。韓国市場内のカルテルだけでなく、韓国市場に対する国際カルテルの摘発と是正に向け努力する」と述べた。

これに関連して、公正委は08年3月、国際カルテルを調査する担当部署を新設し、米国、欧州連合(EU)当局と調査企画から最終処理段階に至るまで、緊密な協力体制を構築してきた。また公正委は、先端科学技術を利用した調査技法を備えた「フォレンジック調査チーム」を設置し、リーニエンシー制度(談合やカルテルを自主的に申告し調査に協力した場合、課徴金の免除や減額が受けられる制度)も、グローバルスタンダードに合わせ改善している。

金委員長は、米国の業界が特に関心を示している知的財産権問題と関連し、知的財産権者が正当な補償範囲を越え乱用する行為に対しても、積極的に対応することを強調した。そして、「知的財産権分野での反則を根絶することにも関心を向ける。正当な補償の範囲を越えた乱用行為の場合、市場経済の秩序を阻害しかねないため、積極的な対応が必要だ」と強調した。また、「反競争的形態の知的財産権の乱用に対しては、競争法が厳格に適用される。米国も同じだと承知している」と付け加えた。



constant25@donga.com