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「怪物投手」ダリビッシュ有、44回を無失点完封

「怪物投手」ダリビッシュ有、44回を無失点完封

Posted June. 10, 2011 07:11,   

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オリックスの李承鎏(イ・スンヨブ、35)が日本プロ野球で最も遠くへ放ったホームランは150メートルも飛んだ。ロッテ時代だった05年7月4日、東京ドームで放ったホームランは右スタンドの上の広告パネルを当てた。この広告パネルのモデルが巨人の長嶋茂雄終身名誉監督だったため大きな話題になった。李承鎏にホームランを打たれた投手は日本ハムの新人投手、ダルビッシュ有(25、写真)だった。

同年5勝を記録して可能性を見せたダルビッシュは、06年12勝を上げて優秀な投手に成長し、07年からは日本最高の右腕投手に君臨している。07年から昨年まで4年連続2桁の勝数に1点台の平均自責を記録している。

「怪物」ダルビッシュが今年は「伝説」に向かっている。ダルビッシュは8日、中日との交流戦で9回3安打の完封勝ちで1対0の勝利を牽引した。パ・リーグタイ記録の3試合連続完封勝ち。5月10日の楽天戦を皮切りに、5試合44回の間1点も許していない。これはリーグ2番目となる記録だ。

8日、最後の打者の和田一浩をショートゴロでアウトさせた時に投げた109番目の球の球速は時速153キロだった。昨年、セ・リーグ最優秀選手の和田は「いったいどうやって打ったらいいか見当がつかない」と言ってあきれた顔をした。

ダルビッシュは早い球だけでなく、スライダー、フォークボール、チェンジアップ、ツーシームファストボール、カットファストボールなど多様な変化球を投げる。球も軌跡も良ければ、制球は完璧に近い。このまま行けば、金田正一が保有している日本最多イニング連続無失点記録の64と3分の1回を越える可能性もあると見られる。



uni@donga.com