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「レクサス乗ってホテルサウナ利用」外国外交官が明かす最近の北朝鮮

「レクサス乗ってホテルサウナ利用」外国外交官が明かす最近の北朝鮮

Posted May. 28, 2011 03:12,   

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駐北朝鮮オランダ大使を兼任するボール・メンクフェルド駐韓オランダ大使は27日、「北朝鮮を訪問した時、宿泊したホテルに数台の(高級)レクサス車が来て、(乗っていた)人々がサウナに入った。信じられない光景だった」と述べた。

メンクフェルド大使は、韓国外交協会が韓国と北朝鮮の駐在大使を兼任するギリシャ、メキシコ、トルコなどの南北兼任大使9人を招待した席で、「元山(ウォンサン)に向かう道は、平壌(ピョンヤン)と違ってでこぼこで暗く、懐中電灯がなければならないほどだった。道でコメを拾いにきた軍人や老人、子どもを見た」と話した。メンクフェルド大使は、この2つの例に言及し、「食糧支援に優先順位の問題がある」と指摘した。

ドゥサン・ベラ・スロバキア大使は、「北朝鮮の人々は、欧州などの外部世界について非常に歪曲した情報を持っていた。情報は核より強力だ。韓国政府は情報を(北朝鮮に)広めなければならない」と強調した。

ベラ大使は、「北朝鮮の人々と主体思想について論争し、『外部の世界は違う。正反対の原則である相互協力、開かれた社会、開かれた経済に基づいて動く』と話すと驚いていた。情報がどれほど少ないか物語っている」と述べた。そして、「北朝鮮は、スロバキアから韓国より2倍も高い値段で自動車を輸入している。『韓国から輸入すればいい』と北朝鮮の人々に言ったが、そのような情報は持っていなかった」とも述べた。

ミクロス・レンゲル・ハンガリー大使は、「80年代に北朝鮮で4年間過ごし、09年に北朝鮮を再び訪問した時、20年間何も変わっていないのを見てがっかりした。その後、仕事なので北朝鮮に行かなければならないが、再び北朝鮮に行きたくなかった。心から北朝鮮社会の変化を見たい」と述べた。



zeitung@donga.com