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中国版ツイッターで金総書記の訪中を非難

中国版ツイッターで金総書記の訪中を非難

Posted May. 24, 2011 06:59,   

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「たかが一人のために揚州が戒厳態勢になるのか」

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が22日午後9時頃(現地時間)、江蘇省揚州に到着した後、揚州に住むあるインターネットユーザーが中国版ツイッター「微博」に書いたつぶやきだ。このネットユーザーは、「道路の両車線が通行禁止になり(道路沿いの家の)電気も消さなければならなかった」と書いた。金総書記が駅に到着した後、揚州の迎賓館までの約20分間、50台余りの車両が通り過ぎる間、交通規制が行われたことによる。

金総書記の訪問に対する中国のネットユーザーの反応を見ると、「同盟国の指導者を歓迎する」という趣旨の書き込みはあまりなく、批判的で悪口に近い書き込みが大半だった。

蔡という名のネットユーザーは23日、「金総書記がまた列車に乗ってきた。金総書記の列車が来る度に、中国の鉄道の運行表がめちゃくちゃになり、わずらわしい」と非難した。そのうえで「聞くところによると、金総書記に飛行機で来るよう何度も要請し、必要なら専用機を送ると言ったが、また列車に乗ってきた」とつぶやいた。別のネットユーザーは、「金総書記は、銃で飛行機を落とされることを恐れて飛行機に乗りたくないのだろう」と皮肉った。

あるネットユーザーは、「金総書記、中国の貪欲で貧しい親戚」というタイトルで、「毎回、手ぶらで来て、大風呂敷を車いっぱいに積んで帰る親戚は見たことがない。このようにお世話になる時は、大概は感謝と謙遜の言葉を言うが、この親戚はライオンのように大きな口を開けて、自分が望むものを要求する」と皮肉った。さらに「よくしてやれば恩を知らなければならないが、主人に一言も感謝の言葉を返さない」と非難した。またあるネットユーザーは、「金総書記が朝鮮人民に害を与えることだけでは足りず、中国を困らせに来た」と露骨に非難した。

そのほかにも、「金総書記が来たのをみると、北朝鮮にまたお金がなくなったんだろう」「またお金を要求しに来た。いつ終わるのか」など、金総書記が中国に来て、援助だけを望むことに対する「物乞い外交」を非難する内容が多かった。



bonhong@donga.com