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三星電子第1四半期の営業利益、昨年より33%急減

三星電子第1四半期の営業利益、昨年より33%急減

Posted April. 30, 2011 05:12,   

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三星(サムソン)電子が29日、第1四半期(1〜3月)の実績を公表した。売り上げ36兆9850億ウォン、営業利益2兆9485億ウォンと集計された。営業利益は、前四半期より2%、昨年同期よりも33%減少した。同社の四半期営業利益が3兆ウォン下落したのは、09年の第2四半期(2兆5700億ウォン)以来初めて。

実績不振の原因としては、液晶ディスプレイ(LCD)などを製造するディスプレイ事業が、中国市場の成長の勢いが停滞し、振るわなかったことが挙げられた。三星電子は今年初め、3ヵ月間で同分野で2300億ウォン台の赤字を出した。

半導体と通信部門は善戦した。スマートフォン、タブレットなどのモバイル機器市場が急成長し、フラッシュメモリーとともにモバイル機器用のプロセッサーの売り上げが増加し、「ギャラクシーS」などのプレミアム・スマートフォンの販売実績も良好だったためだ。特に、通信部門は、10兆6400億ウォンを売り上げ、1兆4300億ウォンの営業利益を出した。販売量も7000万台を上回り、四半期の歴代販売量で最高であり、営業利益率も13.5%と「アイフォン」のアップルを除けば、業界最高レベルだった。

このような傾向は今後も続くものとみえる。SKテレコムは同日、三星電子の新製品「ギャラクシーS2」を4日間の予約販売だけで16万台以上販売したと明らかにした。



sanhkim@donga.com