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カーター元大統領が訪朝する26日、武大偉代表は来韓

カーター元大統領が訪朝する26日、武大偉代表は来韓

Posted April. 23, 2011 07:56,   

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ジミー・カーター元米大統領が平壌(ピョンヤン)を訪問する26日、中国側6者協議首席代表の武大偉韓半島問題特別代表がソウルを訪れる。

外交通商部は22日、「武代表は、26日に魏聖洛(ウィ・ソンナク)韓半島平和交渉本部長、27日に金星煥(キム・ソンファン)外交部長官に会い、南北関係や北朝鮮核問題について幅広い意見を交換する予定だ」と明らかにした。

武代表は、韓国当局者に、南北非核化会談の開催に対する北朝鮮側の考えを伝える可能性がある。

武代表は今月11日、中国・北京で、北朝鮮側6者協議首席代表の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官に会った後、米朝会談と6者協議の開始前に、非核化に向けた南北会談を求める韓国側の提案を北朝鮮側が受け入れたと明らかにした。

政府当局者は、北朝鮮が中国を通じて非核化南北会談を提案した場合、受け入れる考えがあるのかという質問に、「経路が重要なのではなく、内容が重要だ」と述べた。北朝鮮側が直接南北会談を提案しようが、中国を通じてしようが、非核化を進展させるという意思を示すことが重要だとういことだ。

北朝鮮の非核化など、韓半島問題の解決に向けて、中国の官僚が韓国を訪問し、同時にカーター元大統領が北朝鮮を訪問することで、国際社会の関心が韓半島に向けられる。カーター元大統領は、平壌訪問を終え、28日にソウルを訪れる予定だ。

しかし、政府当局者らは慎重な態度だ。ある当局者は、「両者が同時に韓国と北朝鮮を訪問することになったのは、(必然ではなく)偶然だ。6者協議再開への期待が大きくなることは重荷になる」と述べた。そして、「北朝鮮が(非核化に向けて)出すものがあるなら、すでに出しただろう」と述べ、北朝鮮の態度変化に期待を示さなかった。

北朝鮮は、依然として、哨戒艦「天安(チョンアン)」と延坪島(ヨンピョンド)事件に対する謝罪や非核化に対する真摯さがなく、今年初めから対話局面を模索しているのは、国内外の条件を考慮した「偽装平和攻勢」だというのが、政府当局者らの認識だ。



kyle@donga.com