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日本で化石燃料の需要急増、燃料需給対策迫られる韓国

日本で化石燃料の需要急増、燃料需給対策迫られる韓国

Posted March. 19, 2011 07:06,   

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東日本で起きた大地震により故障した原発の復旧には少なくとも2年以上かかるものと見られる。また、減少した原発の発電量を、石炭や液化天然ガス(LNG)発電で代替させる過程で、日本の化石燃料の需要が従来より33%程増加するだろうという分析が出ており、韓国も需給対策を迫られそうだ。

韓国電力経営研究所は18日、「日本の原発稼動中止による燃料需給を巡る影響やその対策」と題した報告書の中でこのように明らかにし、「中長期的には石炭やLNGの確保を巡る競争が激しくなり、これらの原材料への長期間契約や価格交渉を予め済ませる必要がある」と強調した。

一方、LG経済研究院は同日、「日本の大地震による経済的衝撃波はどこまで?」と題した報告書の中で、福島原発が爆発すれば、日本経済や金融機能に深刻な打撃を与えるだろうと懸念した。同報告書は、「福島原発1〜6号機の規模を全て合計すれば、チェルノブイリ原子炉の4.7倍に上る」とし、「原発が相次いで大爆発する最悪の事態になれば、東京など首都圏の経済活動が麻痺し、日本経済の存在感が大幅に揺らぎ、世界経済も急落を免れないだろう」と見込んだ。



imsun@donga.com lycho@donga.com