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自殺した女性タレントの「性接待」手紙は偽者、警察が筆跡判定

自殺した女性タレントの「性接待」手紙は偽者、警察が筆跡判定

Posted March. 17, 2011 08:45,   

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09年3月に自殺したタレントの故チャン・ジャヨン氏が書いたとして公開された手紙は、光州(クァンジュ)刑務所に服役中のチョン某受刑囚(31)がねつ造したものであることが明らかになった。最初の捜査が手抜きだったという批判を受けていた警察は、これで捜査を打ち切りにする方針だ。

国立科学捜査研究院は16日、「いわゆる『チャン・ジャヨン氏手紙』の原本は、チャン氏の直筆の筆跡と異なるものであることが判明したが、手紙の原本とチョン受刑囚が収監されている光州刑務所から警察が押収した赤色の手紙とは筆跡が一致していた」と明らかにした。また「原本手紙とチョン受刑囚の筆跡は、正字体と崩し書きの字体なので対照資料が不適切であるため筆跡の判定が困難だ」と加えた。しかし「三つの筆跡から、綴字法を間違えて書く習慣が共通して見られる」として、事実上チョン受刑主の筆跡と一致していることを示唆した。

京畿道(キョンギド)地方警察庁も同日、総合調査の結果を発表し、「チャン氏の手紙は偽者」とし、「この手紙は妄想障害など精神疾患が疑われるチョン受刑囚がマスコミに公開した内容をもとに、チャン氏の筆跡を真似して作成したものと判断している」とし、「とくに容疑が疑うだけの新しい内容が出てこない限り、今回の手紙に関連した再捜査は行わない」と明らかにした。

一方、警察庁は、今回の事件を契機に、接待の強要など芸能界の長年の弊害や違法行為について、4ヵ月間集中的に取り締まることを決めた。このため、警察はソウル、釜山(プサン)、京畿道など全国8の地方警察庁・広域捜査隊に通報センターを設置した。



bibulus@donga.com rews@donga.com