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「今の苦痛良く分かる」韓国被爆者協会が義捐金伝達

「今の苦痛良く分かる」韓国被爆者協会が義捐金伝達

Posted March. 16, 2011 06:57,   

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太平洋戦争で原子力爆弾の被害を受けた韓国人の被爆者団体である韓国原爆被害者協会が、東日本大震災の復旧に当てて欲しいとして義捐金を伝達した。同協会は15日、「大韓赤十字社を通じて100万ウォンの義捐金を日本に伝達した」と明らかにした。

協会は、今月14日には、日本厚生労働相や「在韓原爆被害者を助ける市民社会」など10余りの政府機関や団体宛に慰労のメッセージも伝えた。

協会は、これまでは日本政府とは対決姿勢を鮮明にしてきたが、地震によって日本人の犠牲者が数万に上る状況になったことを受け、人道主義の立場から義捐金を集めた。協会のキム・ヨンギル会長は、「強制徴兵もしくは徴用をされて被爆した会員がほとんどだが、大災害を目の当たりにして、過去のことはしばらくしまっておいて、人類愛という目線から気持ちを伝えるこちにみんなが共感した」と話した。



light@donga.com