Go to contents

世界フィギュア、代替開催地で「江陵」を検討か AP通信報道

世界フィギュア、代替開催地で「江陵」を検討か AP通信報道

Posted March. 16, 2011 06:57,   

한국어

東北関東大震災で開催が保留となった東京世界フィギュア選手権大会の代替地として、江陵(カンルン)が検討されている。AP通信は15日、「スイス・ローゼンにある国際スケート競技連盟(ISU)本部が、東京に代わる開催地を探している)と伝え、江陵とイタリアのトリノを可能な代替地として予想した。

昨年行われたバンクーバー冬季五輪以後、「フィギュア・クィーン」金妍児(キム・ヨナ、21=高麗大)の復帰戦として、関心を集めた東京世界選手権大会は21〜27日に開かれる予定だったが、オッタビオ・チンクアンタISU会長が14日、「この期間に大会を開催しないことにした。大会を延期するか、取り消すかは話し合って決定する」と述べ、開催の有無が不透明な状況だ。

江陵とトリノが代替地として挙げられている理由は、競技場の施設とフィギュアスケートへの熱気が反映されたものと見られる。江陵は今年、世界ジュニア選手権大会を成功裏に行った。18年冬季五輪の誘致に力を入れている平昌(ピョンチャン)が、江陵で大会が開かれるのを積極的に喜ぶという点も、江陵が代替地として上げられる理由の1つだ。それに金妍児の復帰戦という点まで勘案すれば、江陵開催は興行の面でも成功は間違いない。

トリノは06年冬季五輪、10年世界選手権大会を開催し、今すぐ大会を行ったとしても、施設などインフラに問題がない。

世界選手権大会開催の有無が不透明になったことを受け、5月、ソウルで開かれる予定だった金妍児アイスショーの日程も、差し支えが避けられなくなった。金妍児のマネージメント会社のオールザットスポーツは、「ISUが世界選手権大会と関連した日程を発表してこそ、我々もアイスショーの日程を調整することができる」と説明した。

日本野球機構は、15日、プロ野球両大リーグ12球団の理事を緊急招集し、レギュラリーグ開幕延期の問題について話し合った。開幕が25日に予定されているが、パ・リーグ楽天のフランチャイズの仙台などの地震の被害が深刻で、「開幕戦を延期すべき」という声が出ている。



wing@donga.com