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産銀金融持株会長に姜萬洙氏内定、「今度も大統領側近か」と批判の声も

産銀金融持株会長に姜萬洙氏内定、「今度も大統領側近か」と批判の声も

Posted March. 11, 2011 06:51,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領の経済ブレーンとして政権の経済政策の下絵を描いた姜萬洙(カン・マンス)国家競争力強化委員長兼経済経済特別補佐官(66・写真)が産銀金融持株会長に内定した。李政権の実力者が産銀金融会長に内定したことを受け、遅々として進まなかった産銀金融の民営化に拍車がかかりそうだ。

金融委員会は10日、閔裕聖(ミン・ユソン)会長の後任として姜氏の任命を李大統領に推薦したと明らかにした。産銀金融会長は産業銀行頭取を兼ねる。

姜氏は慶南(キョンナム)高校とソウル大学法学科を出て、行政考試8回で公職を始め、財務部の保健局長、理財局長、国税金融局長、税制室長、関税庁長、財政経済院次官を経験した。李大統領がソウル市長に在職していたときはソウル市政開発研究院長を務め、07年の大統領選挙ではハンナラ党選挙対策委員会の政策調整室長などを任された。政権発足後は企画財政部の初代長官に抜擢された。

姜氏は昨年、KB金融持株をはじめ最近ウリィ金融持株、ハナ金融持株、新韓金融持株など金融持株社の会長候補として名前が挙がっていた。金融界では、その都度「また大統領の側近か」という不満の声が出ていたが、姜氏もこのような空気に負担を感じてきた。

これについて金錫東(キム・ソクドン)金融委員長は、「産銀金融は機能再編と民営化という大きな課題を抱えている」と言い、「このような懸案問題を解決するためには、業務推進力を評価されている硬派でなければならない。本人が断ったが、三顧の礼で任命推薦にこぎつけることができた」と話した。



cha@donga.com