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北朝鮮、またも「ソウル火の海」と威嚇

Posted February. 28, 2011 08:49,   

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北朝鮮軍が韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」と野外機動訓練「フォール・イーグル」の開始を翌日に控えた27日の午後、「全面戦で対応」「ソウル火の海」などの表現を使って軍事的対応を取ると警告した。同日午前には、韓国側の対北朝鮮心理戦に対抗して臨津閣(イムジンガク)などへの照準射撃を行うとも主張した。

北朝鮮軍の板門店(パンムンジョム)代表部は同日、朝鮮中央通信を通じて発表した声明のなかで、「キーリゾルブやイーグル合同演習は、冒険的な局地戦計画だ」とし、「わが軍隊と人民は無謀な挑発にいつでも全面戦で対応するだろう」と明らかにした。また「想像もできない戦略と戦術で、あらゆる対決策動を無残に踏み潰すソウル火の海戦といった無慈悲な対応を見ることになるだろう」と強弁した。

声明は、「誰かの『急変事態』を狙って、『崩壊』を目的に、われわれの体制に敢えて挑戦する者を最終的に破滅させるための総攻勢に取り組むのは、余りにも当たり前のことだ」とし、「侵略者たちの核恐喝には核抑止力で、ミサイルの脅威にはミサイル打撃戦で応えるだろう」と明言した。

これに先立って北朝鮮は、同日午前8時頃、南北将官級軍事会談の北朝鮮代表団長名義で送った対南電話通知文のなかで、「(韓国の北朝鮮に対する)心理戦行為が続く場合、臨津閣をはじめ反共和国心理謀略行為の発源地に対する、わが軍隊の直接照準撃破射撃が自衛権守護の原則から断行されることを正式に通告する」と明らかにした。

キーリゾルブ演習は28日から11日間、韓国の全域で実施される。



spear@donga.com ysh1005@donga.com