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国情院事態、「アイリス」でなく「7級公務員」

国情院事態、「アイリス」でなく「7級公務員」

Posted February. 24, 2011 08:46,   

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情報機関の要員の話をテーマにしたKBSドラマ「アイリス」(09年10〜12月放映)の第2話では、ソウル中区小公洞(チュンク・ソゴンドン)のロッテホテルの客室、廊下、エレベーターが登場する。

ドラマでは、女性要員に扮する女優、金テヒ氏が、ロッテホテルの客室3010号で日本人を誘惑する間、隣の部屋で2人の男性要員が盗聴する。

ドラマが放映され、約1年3ヵ月が経った2月16日、ロッテホテルでは、国情院要員が、インドネシア大統領特使団が宿泊する客室に侵入し、情報を盗み出すリアルな状況が展開された。この事件が初めてメディアで伝えられた際、侵入した要員も男2人と女1人と、ドラマの構成と同じだ。ドラマの中の情報機関の英文の略字はNSSで、国情院(NIS)と似ている。

しかし、結果は違った。ドラマでは、要員が巧みに作戦に成功したが、国情院の要員は失敗した。

国会情報委員会幹事の崔宰誠(チェ・ジェソン)民主党議員は21日、「国情院が『内谷洞(ネゴクトン)興信所』に転落した事件だ。アイリスの主人公を代わりにやらせればよかっただろう」と皮肉った。

民主党のある議員は23日、「国民は、国情院要員と言えば『アイリス』や『アテナ』を想起するが、今回の事件は失敗だらけの国情院要員が主人公で登場するコメディ映画『7級公務員』に近い」と述べた。



pen@donga.com