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韓国ネットユーザー、北朝鮮サイトに金総書記親子からかう絵や文章

韓国ネットユーザー、北朝鮮サイトに金総書記親子からかう絵や文章

Posted January. 10, 2011 08:31,   

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北朝鮮の3代目の世襲後継者である金正恩(キム・ジョンウン)氏の誕生日だった8日、韓国のネットユーザーたちが北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)が運営するウェブサイト「わが民族同士」をハッキングし、金正日親子をからかう絵や文章を掲載したことが明らかになった。

8日の未明、同サイトのメインページには金総書記親子が中国指導者に描写された人物に跪いて頭を下げる絵が登場した。絵の中で金総書記は、息子に「ほら挨拶しなさい」と言って、腰を低くしている(写真)。この絵は、国内のコミュニティサイトである「ディーシーインサイド」の「コギャル(コメディ番組ギャラリー)」のネットユーザーがたちが主導したものだという。

同日、「わが民族同士」で運営しているツイッターにも「金正日逆徒と息子の金正恩を追い出して、新しい世の中をつくろう!」「朝鮮人民軍隊よ!核とミサイル開発に14億ドルを浪費した金正日逆徒に銃口を向けよう」などと金総書記親子を非難する内容の書き込み4件が掲載された。また「わが民族同士」が運営するユーチューブには、金正恩がスポーツカーを運転して人を轢いたあと、「人民たちは皆くだらない」と語る内容の動画が登録された。

これに関連して、ディーシーインサイドの「延北ギャル(延坪島への北傀挑発ギャラリー)」のあるネットユーザーは、「北朝鮮のDDoS(分散サービス拒否)攻撃に対する報復攻撃だ」と主張した。「わが民族同士」の掲示板に「頭文字の真理」と題して各行の頭文字だけをつなげると、「金正日の気違い×、金正恩の犬××」と読める文章を掲載したのもディーシーインサイドのユーザーであることが知られると、北朝鮮が「延北ギャル」に対して報復したという。

実際、6日には「延北ギャル」へのDDoS攻撃で接続量が爆発的に増加し、ディーシーインサイドギャラリー全体が30分あまり麻痺したが、これについて「わが民族同士」の攻撃のためだという疑惑が広がり、「コギャル」「延北ギャル」のネットユーザーたちは「報復攻撃」を公言してきた。



polaris@donga.com