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金日成大学で「金正日の承認、正恩の指揮で砲撃」のうわさ 米RFAが報道

金日成大学で「金正日の承認、正恩の指揮で砲撃」のうわさ 米RFAが報道

Posted November. 27, 2010 06:22,   

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北朝鮮の延坪(ヨンピョン)島砲撃の直後、平壌(ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)総合大学では、「大きな戦争が起こる」といううわさが立っていたと、米自由アジア放送(RFA)が26日、伝えた。

咸鏡北道(ハムギョンプクト)のある大学生は、同放送に、「北方限界線で大きな交戦があったという情報が、事件直後、金日成大学の学生たちに伝えられた。全面戦争に拡大する可能性があるという緊張が走り、一時、大学全体が大きく動揺した」と話した。そして、「金日成大学の軍幹部の子弟や黄海南道(ファンヘナムド)出身の在学生を通じて情報が伝えられたようだ。地方出身の学生たちが、家族に交戦の情報を伝えようと一度に校内の公衆電話に集まり、大変な混雑になった」とも伝えた。RFAは、「北朝鮮で、金日成大学は情報流通の発源地だ。金正日(キム・ジョンイル)総書記の承認を受け、金正恩(キム・ジョンウン)氏の指揮で今回の事件が行ったといううわさが、大学内に流れている」と伝えた。

また、北朝鮮には、「北朝鮮軍は1次砲撃だけを計画していたが、韓国の対応打撃に刺激された強硬派の軍官(将校)らが2次砲撃を加えた。砲撃前に勝利したと判断した正恩氏が、部隊に電話をかけ、功をたたえた」といううわさもあると、RFAは紹介した。また、北朝鮮軍にも少なからぬ人命被害が出て、韓国側の砲撃に驚いて、負傷した小隊長を見捨てて逃げた3人の人民軍兵士が逮捕され、裁判にかけられるといううわさもあるという。

一方、日本の毎日新聞は26日、北朝鮮内部に戦勝のムードが広がっているようだと伝えた。23日前後に親族訪問のために平壌に滞在し、北京に到着したある在日朝鮮人が、「北朝鮮では、先制攻撃を受けたので激しく反撃し、大勝利を収めたという言い方をしていた」と伝えたという。そして、「北朝鮮は、『領海』に韓国側が砲撃したため、自衛措置を取ったと主張している」とのことだ。同紙は、北朝鮮の軍事に詳しい専門家の話として、「平壌住民の間に、正恩氏が身分を隠し、砲兵部隊に所属していたと逸話が広がっている」と伝えた。



jkmas@donga.com