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李大統領、あす民主労総委員長を面談 G20で協力要請へ

李大統領、あす民主労総委員長を面談 G20で協力要請へ

Posted November. 08, 2010 11:10,   

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11日に開かれる主要20ヵ国・地域(G20)ソウル首脳会議を控え、労働界や市民団体のG20反対集会が相次いでいる中、金ヨンフン全国民主労働総合総連盟(民主労総)委員長が10日ごろ、李明博(イ・ミョンバク)大統領と面談を行うことが決まり、注目を集めている。雇用労働部の高官は7日、「G20開幕を控え、李大統領と金委員長と会う場が設けられるだろう」と言い、「具体的な日付や時間については検討しているが、10日午後になる見通しだ」と語った。

民主労総は数ヵ月前から、李大統領との面談を求めてきおり、今回の面談はG20首脳会議のたびに、主催国議長と国際労総(ITUC)関係者らが面談を行った慣例によるものだ。国内では、金委員長と一緒にチャン・ソクチュン韓国労働組合総連盟(韓国労総)委員長が出席する。李大統領はこの場で、G20首脳会議を控え、労働界の協力を要請するという。民主労総は先月25日に開かれた李大統領と政府労使代表との面談には、「政府の言いなりになる可能性が高い」と主張に、欠席したことがある。

このような空気にも関わらず、週末の6日と7日、ソウル都心ではG20反対デモが相次いで行われた。81市民社会団体で構成された「G20対応の民衆行動(民衆行動)」は7日、ソウル西江(ソガン)大学・イエス会センターでソウル国際民衆会議を開き、「ソウルG20首脳会議は最悪の反人権的国際会議と記録されるだろう」と批判した。民衆行動は10日は、ソウル鍾路区(チョンノグ)の普信閣(ボシンガク)で、「G20糾弾のろうそく文化祭」を開き、G20開幕日の11日は、ソウル駅の広場で1万人余りが参加する「G20糾弾集会と行進」を行う計画だ。

民主労総も7日午後3時、ソウル市役所前のソウル広場で約4万人(警察試算では2万人)が集まった中で、全国労働者大会を行った。同日の集会には民主労総傘下の全国金属労組と全国建設労組、全国教職員労組、進歩新党、青年失業ネットワークなどが参加した。彼らは決議文の中で、「全泰壹(チョン・テイル)烈士が労働基準法の遵守を叫びながら体に火をつけた40年前と、今日の動労状況は全く変わっていない」と言い、「G20という見かけの後ろでは、韓米自由貿易協定(FTA)の密室交渉が行われている」と主張した。警察は、ソウル広場や光化門(クァンファムン)周辺に、警察113中隊や1万人あまりを配置し、万一の事態に備えた。

一方、警察はこれまで、ソウル広場での集会デモを許可しない方針を変え、06年以降、4年ぶりに、同日、民主労総の集会を認めた。警察が今回、集会を認めたのは、G20首脳会議を控え、労働界をなだめるためのものだという見方が出ている。ソウル地方警察庁は、「G20をわずか4日後に控えた時点で、労働者大会が開かれ、治安への負担が大きいが、遵法集会を行うものと信じて許可した」とした上で、「建国以来最大の国際行事であるG20を控え、民主労総が先進的集会・デモ文化の定着に一役買うことを期待する」と語った。



sys1201@donga.com pjw@donga.com