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「アラベッキル」沿いの41キロに自転車道路造成

「アラベッキル」沿いの41キロに自転車道路造成

Posted October. 05, 2010 06:43,   

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来年10月には、首都圏から自転車やインラインスケートで永宗(ヨンジョン)大橋がある西海(ソヘ・黄海)まで行ける道ができる。

国土海洋部(国土部)は4日、「アラベッキル(旧・京仁運河)に沿って、自転車やインラインスケートの道路を造り、漢江(ハンガン)自転車道と連結する計画だ。アラベッキルができれば、遊覧船だけでなく、自転車やインラインスケートで西海に行くことができる」と明らかにした。

国土部によると、アラベッキルの自転車・インライン道は、航路の始まりと終わりの地点である仁川(インチョン)ターミナルと金浦(キンポ)ターミナルが終着点となり、水路の両側に幅5〜8メートル、総延長41.3キロメートル(片道約20キロメートル)造成される。また、幸州(ヘンジュ)大橋まで続く漢江自転車道とも連結し、首都圏からアクセスが可能だ。

これまで首都圏地域では、漢江の辺に沿って自転車が利用できたが、漢江に限定される限界があった。しかし、アラベッキル自転車道が造成されれば、このような限界を越えて首都圏の多くの地域から自転車で海まで行けるようになる。

アラベッキル自転車道は、時速20キロメートルで約1時間かかる。また、安養川(アンヤンチョン)や炭川(タンチョン)、中浪川(チュンランチョン)などの首都圏の主要河川の自転車道のスタート地点から同じ速度で走った場合、西海まで2〜4時間で到着できる。金浦ターミナルができる幸州大橋からは1時間、漢江、盤浦(パンポ)大橋からは2時間、新葛(シンガル)ジャンクション付近の炭川からは4時間程かかる。午前の半日コースや、ソウルを午前に出発して仁川で昼食を摂って帰るコース、西海の夕日が見たいなら、自転車を遊覧船や電車に載せて帰るコースなどが可能だ。

国土部は、峡谷やターミナルの内部など一部を除いたすべての区間で、自転車・インライン道と歩道が区別され、安全と快適さが最大の長所だと説明した。歩道の大半を水路側にするが、地形によって調整する計画だと付け加えた。

国土部関係者は、「自転車道が完成すれば、自転車に乗って西海まで行ける道ができ、レジャーや余暇に画期的な変化が起きるだろう。アラベッキルが自転車を楽しむ人々の新しいメッカに浮上する」と期待している。



constant25@donga.com