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「騒ぎ立てた南のコメ支援、たった5千トン」北朝鮮機関誌が皮肉る

「騒ぎ立てた南のコメ支援、たった5千トン」北朝鮮機関誌が皮肉る

Posted September. 20, 2010 07:12,   

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北朝鮮の海外向け広報機関誌である週刊「統一新報」は18日、「南朝鮮で洪水の被害を受けた北の同胞たちに、水害物資を支援しコメを送ると騒ぎ立てては、いざ支援された袋を開けてみたら、コメ5000トンだった」とし、「その根性やら度量の大きさについて改めて考えさせる」と皮肉った。

同誌は、「対北支援の手」とつけた見出しの記事で、「今年、新義州(シンウィジュ)や開城(ケソン)をはじめ全国的に洪水が発生し、莫大な人的、物的被害が出た。数多くの田畑が浸水し、食料事情が厳しくなったのは世の中がみな知っている事実だ」とし、「南側が送ると言っていたコメ5000トンは、共和国住民の1日分にも及ばない量だ」と不満をむき出しにした。

そのうえで「少しだけのコメを送りながら、あれだけ手を振るえていて、莫大な資金がかかるという統一基金はどうやって作ろうというのか」とし、「それさえも、貸したコメを後にカネで返してもらう借款形式で、あらゆる付随条件をつけている」と主張した。

これに対して統一部の関係者は19日、「コメ5000トンは水害に対する緊急救護の目的で無償で支援するもので、(借款形式という)統一新報の主張は事実出ない」と話した。過去、政府では北朝鮮に大規模の食糧を提供する際、借款方式で支援していた。



will71@donga.com