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業務復帰の李光宰知事「消極的な江原道時代に終焉を告げる」

業務復帰の李光宰知事「消極的な江原道時代に終焉を告げる」

Posted September. 03, 2010 03:05,   

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「憲法裁判所の今回の決定は、私の復帰を望む江原(カンウォン)道民の意思が受け入れられた結果だと思います。これに応えるため、自ら骨身を削るという覚悟で江原道を汗で流します」

2日、職務に復帰した李光宰(イ・グァンジェ)江原道知事は同日午後、道庁のブリーフィングルームで記者会見を開き、これまでのことについての感想や道政の方向などについて説明した。李知事は、「職務停止期間は大変だったが、江原道民の愛情のおかげで、耐えることができた」と話した。彼は、7・28補欠選挙で、江原道内の3つの選挙区のうち、2ヵ所で民主党候補が当選したことと、30万人の道民が復帰支援署名に加わったことを強調し、道民らに重ねて感謝の意を示した。

李知事は。18年冬季五輪の平昌(ピョンチャン)誘致に向け、献身する考えを示した。来週明け、企画財政部など政府省庁を訪問し、冬季五輪誘致に必要な鉄道建設予算の反映を要請する計画だ。彼は、「冬季五輪誘致委員会にも、近日足を運び、推進状況を確認し、誘致のための戦略などに関して話し合う」とし、「開催地が決定される来年7月6日、我々皆が喜びの涙を流すことができるように努力する」と話した。

李知事は、江原道を大陸の前進基地としての育成に向け、「希望レールプロジェクト」についても具体的な意見を示した。希望レールは、鉄道で釜山(プサン)〜束草(ソクチョ)〜ウラジオストック〜ベルリン〜アムステルダムを結ぶ事業。李知事は、「他の市道知事の意見を集め、このコースを自ら踏査する計画だ」とし、「中国を訪問し、青年指導者と会い、東北アジアアジェンダをまとめる」と話した。さらに、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事、金斗官(キム・ドゥグァン)慶尚南道(キョンサンナムド)知事と共に、来月ロシアを訪問し、畜産農家のための粗飼料の輸入策について話し合う予定だ。

李知事はさらに、「消極的な江原道時代にピリオドを打ち、江原道の希望とビジョンを作るために取り組む」と話した。彼はまた、最高裁の判決と関連し、「憲法裁判所が異例の迅速な決定を下したのは、希望の証拠だと思う」とし、無罪宣告への期待感を示した。



imlee@donga.com