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日本、韓国PSIへの共同参加を検討

Posted August. 25, 2010 09:03,   

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日本政府が、韓国が実施する大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)海上訓練に共同参加する案を検討していると、日本経済新聞が24日付で報じた。これが実現すれば、韓国が実施するPSI訓練に日本が初めて参加することになる。

同紙によると、日本政府は、韓国が10月に実施する予定のPSI海上訓練に海上自衛隊の護衛艦やP3C哨戒機などを派遣する案を検討している。北朝鮮の武器輸出の阻止という共同の目標を実現し、国際社会の結束を固めるためだと同紙は分析している。

韓国国防部は今年6月21日、国会国防委に報告した資料「懸案報告」を通じて、10月に釜山(プサン)港と近隣の海域で、PSI海上阻止(停船、乗船)や臨検訓練をすると明らかにしていた。同訓練には、韓国をはじめ米国やオーストラリア、シンガポールなどのアジア・太平洋地域のPSI加盟国が参加する。

PSIは、テロや大量破壊兵器(WMD)の拡散を防ぐ目的で、米国の主導の下、03年6月にスペイン・マドリードで発足した国際協力体制だ。加盟国は情報を共有し、必要に応じて合同作戦も遂行する。



changkim@donga.com