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米国防長官「天安艦挑発、金ジョンウン氏の継承と関連」

米国防長官「天安艦挑発、金ジョンウン氏の継承と関連」

Posted August. 16, 2010 03:05,   

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ゲーツ米国防長官は、「中国は北朝鮮政権の崩壊の可能性を憂慮しており、そのため北朝鮮政権に多くの圧力を加えることを躊躇している」と明らかにした。

ゲーツ長官は12日(現地時間)、米サンフランシスコ海兵隊記念クラブで演説し、「中国が憂慮するのは、北朝鮮内の不安定化や北朝鮮政権の崩壊の可能性だ。そうなれば、多くの北朝鮮難民が国境を渡って中国に入ってくる可能性がある」と話した。

特に、「中国は、北朝鮮体制が脆弱だということを米国よりも深く認識しているのかもしれない」と強調した。ゲーツ長官のこのような発言は、脆弱になった北朝鮮政権が崩壊する場合に中国が抱え込まなければならない負担を回避するため、北朝鮮政権の崩壊を進める圧力は加えていないという意味だ。また、ゲーツ長官は、「天安(チョンアン)艦沈没事件など北朝鮮の最近の挑発は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男ジョンウン氏への権力継承が背景にあるようだ。挑発的行動が沈没事件だけで終わらないことを非常に懸念している」と話した。そして、「権力継承を望む金正日総書記の息子が、北朝鮮軍の支持を得るために挑発行為をしたのではないか」と述べた。

また、ゲーツ長官は、「北朝鮮は、ミャンマーとイラン、ヒズボラ、ハマスなどに武器を密輸しようとしており、長距離ミサイルと核計画開発を継続している。米国にとっては非常に重要な国家安全保障問題だ」と強調した。

ニューヨークタイムズは14日付でゲーツ長官の発言を詳細に紹介し、「北朝鮮問題の専門家たちは、金ジョンウン氏が9月初めに開かれる朝鮮労働党代表者会で後継者として現われるか、国防委員会の重要な職責を担って、12年の金日成(キム・イルソン)主席誕生100年を迎え、権力継承が最終的に行われると見通している」と報じた。



yhchoi65@donga.com