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「100億ドル投資と食糧100万トン」金総書記が訪中時に要請 東京新聞報道

「100億ドル投資と食糧100万トン」金総書記が訪中時に要請 東京新聞報道

Posted August. 14, 2010 08:06,   

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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が今年5月の中国訪問の際、100億ドル(約12兆ウォン)規模のインフラ投資と食糧やエネルギーの無償支援を要請したと、東京新聞が13日付で報じた。中国側は、北朝鮮のインフラ整備の重要性については同意したものの、具体的な投資規模については返答を避けたという。

金総書記は、温家宝首相との会談で、北朝鮮の経済状況を説明し、インフラ投資とは別に年内の食糧100万トンと石油80万トンの支援を要請した。しかし、「中国側は食糧の無償支援を約束したものの、どの程度の支援を約束したのか具体的な内容については把握できていない」と同紙は伝えた。

温首相が当時、「北朝鮮に望ましい改革開放の経験を紹介したい」と発言したことと関連して、「度重なる試行錯誤で成果を出せずにいる北朝鮮に、事実上、政策の再考を求めたもの」と同紙は説明した。

いっぽう、北朝鮮と中国の消息筋は、金総書記が胡錦濤国家主席との紅樓夢公演の観覧を取りやめて一日早く帰国したことが、中国から期待していた返答を聞くことができなかったためだという一部の説について「当初から公演観覧の日程はなかった」と明らかにした。



changkim@donga.com