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U−20女子代表、W杯の男子A代表とそっくり

U−20女子代表、W杯の男子A代表とそっくり

Posted July. 27, 2010 08:36,   

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サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が終わり、1ヵ月も経っていないが、今度は20歳以下(U−20)女子代表が国民に感動を与えている。韓国は26日、ドイツ・ドレスデンで行われたU20女子W杯の準々決勝で、北中米の強豪メキシコを下し、ベスト4入りを果たした。

太極少女らは、南アフリカ共和国で史上初の遠征W杯ベスト16入りの快挙を成し遂げた「お兄さんたち」の太極戦士らと似ている点が多く、注目されている。

●「女子朴主永」チ・ソヨン

ドイツのアレクサンドラ・ポプ(7ゴール)に次ぐ、得点2位(6ゴール)をマークしているチ・ソヨン(19=漢陽女子大)のニックネームは「女子朴主永(パク・ジュヨン)」だ。今大会を通じ、「女子メッシ」「サッカー女帝」などニックネームも付けられたが、「女子朴主永」が元祖だ。

チ・ソヨン本人も「海外選手では、フランスのジネディーヌ・ジダン(引退)が一番好きで、韓国人選手では朴主永(ASモナコ)がロールモデルだ」と話した。チ・ソヨンは14日、スイス戦でゴールを決めた後、朴主永の「お祈りセレモニー」を再現した。

KBSのハン・ジュンヒ解説委員は、「2人とも瞬間スピードが速く、半テンポ速いシュートが最大の長所」と評価した。また、「最初のボールタッチからドリブル、シュートまで水が流れるように柔軟につなぐため、守備が阻止するのが容易でない」と付け加えた。

スピーディーで鋭いフリーキック力も共通点。朴主永は南アフリカ大会でフリーキックで1ゴールを決め、チ・ソヨンは今回のW杯でフリーキックで2ゴールを決めた。

●李青龍のアバタは李ヒョンヨン

メキシコとの8強戦で2ゴールを決め、勝利の立役者になった李ヒョンヨン(19=麗州大)は、「ブルー・ドラゴン」李青龍(イ・チョンヨン)と似ている。ストライカー出身の李ヒョンヨンは、今大会ではサイドのFWで、南アフリカ大会で2ゴールを決めた李青龍に劣らない活躍だ。

麗州(ヨジュ)大学のパク・ギボン監督は、「2人ともボールコントロールが良く、スピードに長けている。生まれつきのサッカーセンスも目立つ共通点だ」と話した。謙遜する性格も似ている。いつも同年齢代の間で最高だったが、口癖のように「まだまだ足りない」と話し、サッカーしか知らず、練習を怠らない。

4強神話の隠れた主役の金ナレ(20=麗州大)のプレーを見ていると、男子代表の金正友(キム・ジョンウ=光州)を連想させる。SBSのパク・ムンソン解説委員は、「真面目で献身的なプレーが似ている。守備的MFとして対人マークが優れている点も目立つ」と説明した。遠い距離から放つ低いミドルシュートも2人の選手の持ち味。

●冷静、利口だ…ソ・ヒョンスクと李栄杓

今大会での善戦は攻撃力もあったが、守備力も一役買ったという評価。その中心にはサイドのDFソ・ヒョンスク(18=漢陽女子大)がいる。

漢陽女子大学のイ・サンヨプ監督は、「ヒョンスクは身体は小さいが、落ち着きがあり、利口だ。位置感覚も卓越されており、FWに空間を許さない」と褒めた。男子代表チームの李栄杓(イ・ヨンピョ=アルヒラル)を連想するのは、このため。ソ・ヒョンスクが一番尊敬するサッカー選手も李栄杓だ。

GKムン・ソリ(20=蔚山科学大)は毎試合、好セーブでチームに安定感をもたらした。175センチの高い身長に瞬発力まである彼女は、南アフリカ大会で大活躍したGK鄭成龍(チョン・ソンリョン=城南)に似ていると言われている。



niceshin@donga.com