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朴映宣議員、誤報判明の「米軍誤爆説」で国防部長官と論争

朴映宣議員、誤報判明の「米軍誤爆説」で国防部長官と論争

Posted April. 27, 2010 06:25,   

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野党民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)議員が先週、党内の天安(チョンアン)艦沈没真相究明特別委の委員として国防部と合同参謀本部を訪れ、「米軍の天安艦誤爆の可能性」を取り上げ、金泰栄(キム・テヨン)国防部長官との間で論争が起こったという。

朴議員は23日、ソウル龍山(ヨンサン)の国防部庁舎で金長官と会い、「天安艦沈没が、韓米連合トクスリ演習に参加した米海軍の原子力潜水艦の誤爆によるものではないか」という趣旨の質問をしたと、同席した民主党議員らが26日伝えた。

朴議員は、米軍の誤爆の可能性と関連した資料を提出するよう求めたという。これに対し、金長官は、「国会に戻って正式に要請してほしい。しかし、私が生きている間に(要求した資料は存在せず)提出できそうにない」と反論すると、朴議員が、「長官がそんなことを言ってはいけないのではないか」と反論し、論争になったと出席者らが伝えた。

また、朴議員は、キャサリン・スティーブンス駐韓米国大使とウォルター・シャープ韓米連合司令官が7日、独島(トクド、日本名・竹島)艦を訪れ、米軍と海軍海難救助隊(SSU)隊員を激励したことについて、「米国大使が動くということは大きな意味がある。なぜ訪問したのか」と問い詰めたという。朴議員は25日、東亜(トンア)日報記者の電話取材に対し、「米軍の誤爆と関連した情報提供や資料があるのか」という質問に、「何も答えることはできない。すべての情報が収集され、結論が出れば話す」とだけ述べた。

朴議員が提起した「米軍関連説」は、あるメディアの先月29日付の「天安艦、韓米合同演習中の誤爆事故疑惑」というタイトルの記事を皮切りに、これまでインターネットでさまざまな内容が飛び交っている。当時、軍当局は訂正報道を要請し、報道した記者を名誉毀損で告訴した。該当報道機関は今月初め、「事実関係を正確に確認していない誤った報道」とし、訂正報道文を掲載した。

合同参謀関係者は、「天安艦が沈没した先月26日にトクスリ演習があったのは事実だが、白翎島(ペクリョンド)付近ではなく、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)沖合いで行われた」と説明した。



mhpark@donga.com polaris@donga.com