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李大統領、哨戒艇事故現場を電撃訪問

Posted March. 31, 2010 03:08,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領が、海軍哨戒艇「天安(チョンアン)」沈没5日目の30日、事故現場の白翎島(ペクリョンド)海上を電撃訪問した。

専用ヘリコプターを利用して、白翎島付近で救助活動を指揮している「独島(トクド)」艦に到着した李大統領は、現地の状況報告を受けた後、ゴムボートに乗って「独島」艦から直線距離で2.3キロ離れた「光陽(クァンヤン)」艦に移動し、行方不明乗員の家族を慰め、救助活動を激励した。また、ゴムボートに乗って「独島」艦に戻った李大統領は、ヘリコプターで白翎島にある海兵6旅団に到着し、北朝鮮の動きについて報告を受けた。

金ソンチャン海軍参謀総長は、沈没原因について「(内部)弾薬庫の爆発情況は確認されていない。弾薬の爆発はなかったとみられる。(正確な事故原因は)引き揚げてみなければ分からない。(北朝鮮側の)魚雷の可能性も排除できない」と報告した。

李大統領は、「科学的で総合的に調査した後、透明性をもって公開せよ。絶対に予断はするな」と指示した。また、李大統領は、「北朝鮮が6者協議を通じて核を放棄するまで、厳重な警戒を緩めてはならない」と強調した。いっぽう、李大統領は、「(万一、死傷者が出た場合)最前方の危険地域で国家のために戦闘で犠牲になった兵士と認め、待遇しなければならない」と述べた。これに関連して、政府は今回の事故で犠牲者が出た場合、作戦中の殉職者ではなく交戦中の殉職者として優遇する案を検討しているという。

白翎島は、北朝鮮の地対艦誘導弾と海岸砲が集中配置されている長山串(チャンサンゴッ)から13.1キロしか離れていない境界地域であり、白翎島を訪れた大統領は李大統領が初めてだ。



yongari@donga.com