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KISTEP、10年後の生活変える「未来技術」選定

KISTEP、10年後の生活変える「未来技術」選定

Posted February. 18, 2010 08:48,   

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20年、注射1本さえすれば、新型インフルエンザや季節性インフルエンザなど、複数の病気を一気に予防することが可能になるだろうか。

韓国科学技術企画評価院(KISTEP)は、10年後我々の生活を変える「10大未来技術」を選定し発表した。10大技術には、△ウェアラブル(着用型)コンピューター、△3次元ディスプレー、△介護ヘルパー・ロボット、△多目的ワクチン、△遺伝子治療、△ホームヘルシーケアシステム、△高効率携帯用太陽電池、△スマート(SMART=System integrated Modular Advanced Reactor)原子炉(韓国の一体型原子炉)、△ワイヤレス電力送受信技術、△エコ・エネルギー・ゼロ建築が挙げられた。

KISTEPのハン・ソング技術予測センター長は、「科学技術専門家と市民パネリストの評価を反映し、10年後実際に使われる可能性の高い技術を選定した」と説明した。

●IT・バイオ・エネルギーなど先端技術を網羅

10大技術には、現在脚光を浴びている情報技術(IT)、バイオ、エネルギー、環境、ロボット分野の先端技術が網羅されている。KISTEPによると、多目的ワクチンと遺伝子治療は、人間の健康と寿命を延ばす上で中核の役割を果たすものとみられる。多様な病気を注射一本で予防できる多目的ワクチンは、変種が引き起こす病気まで一気に予防し、ワクチンを数回にわたって接種しなければならない不便を解消する。

複数の病原菌が共通にある遺伝子を攻撃する手法が有力視されている。間違った遺伝子が原因で発生する病気は、病気の遺伝子を変えたり、治療用遺伝子を患者の体内に入れるやり方で抜本的に治療する。

映画「アバター」を3D映像で見るためには、今は映画館で特殊メガネをかけなければならないが、10年後には、大部分の家庭でメガネをかけずに3D映画を楽しむことができるようになる。ウェアラブル・コンピューターは、頭・手首・指の着用型や、Tシャツ・ズボンなどの形で作られ、産業・物流・レジャーなどさまざまな分野に用いられる。

●コンセントやプラグのない家電製品

個人が携帯用太陽電池を持ち歩き、携帯電話、デジタルカメラなど電子機器を充電するのも日常的な光景になる。KISTEPは、20年には世界の携帯用太陽電池市場が、1000億ドル(約115兆ウォン)に上るものと見込んでいる。韓国原子力研究院が、開発している中小型原子炉であるスマート原子炉の輸出拡大も本格化する。KISTEPは、20年まで世界の中小型原子炉市場が700億ドル(約80兆ウォン)に上り、韓国が10基くらいは輸出できるものと期待している。

10年後には、家電製品にコンセントやプラグがなくても、ワイヤレスで電気を送受信できるようになり、ユビキタス環境を実現する上でも役立つ。このほか、先端断熱技術と建築資材を利用し、再生エネルギーを活用したエネルギー・ゼロ建築物も登場する。

KISTEPは、10大技術を選定するため、まず約1000人の科学技術専門家を対象にアイデアを募集し、有識者と市民パネリストなど計6段階の評価を行った。同過程で、人工多能性幹細胞(induced Pluripotent Stem Cells=iPS細胞)を利用したバイオ人工臓器技術などは、10年後の常用化の可能性に疑問が提起され、外された。

ハン・ソング・センター長は、「科学技術の発展のスピードが速いため、科学技術の未来予測の重要性が大きくなっている。これから、毎年10大技術を選定し、発表する計画だ」と話した。



dream@donga.com