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「経済地位高い」27.9%→36%、「政治レベル高い」8.9%→11%

「経済地位高い」27.9%→36%、「政治レベル高い」8.9%→11%

Posted January. 01, 2010 08:39,   

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韓国の経済的な地位を問う質問に「高い」という回答は36.0%だった。科学技術やスポーツ分野に比べては相変わらず低いレベルだが、08年8月の調査(27.9%)よりは8.1%ポイント上昇した。積極的な国際協力を通じ、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でもっとも早いスピードで経済危機を克服しており、主要20カ国(G20)首脳会議の誘致に成功するなど、国際社会での発言力が高まっていることに対する肯定的な評価と解釈される。中間レベルという回答が半分(49.5%)に近く、「低い」という回答は12.5%だった。08年8月の調査の時は、「低い」という回答が19.9%だった。

政治的な位置づけを問う質問では、「高い」という回答が11.0%に止まった。08年8月の調査(8.9%)とさほど変わっていない。「低い」という回答は43.6%で、他分野に比べて最も高かった。08年8月の調査(48.5%)の時も否定的な回答が多かった。政界への根強い不信感に加え、今年初めのメディア関係法成立をめぐる国会での暴力騒動、最近の10年度の予算案成立をめぐる与野党の対立などに対する否定的な世論が反映されたものと見られる。

軍事力に対する肯定的な評価も小幅ながら上昇した。「高い」という回答は35.1%で、08年8月の調査(30.0%)に比べて5.1%ポイント、07年12月の調査(27.5%)に比べては7.6%ポイント高くなるなど、着実に上昇傾向を示している。

また、国民5人のうち約3人が、科学技術やスポーツのレベルに高い自負心を持っていることが分かった。科学技術のレベルに対し、62.3%が「高い」と答え、「低い」という回答は5.7%に過ぎなかった。科学技術のレベルへの肯定的な評価は、07年12月の調査(55.3%)、08年8月の調査(60.0%)に続いて小幅ながら少しずつ上昇している。初の宇宙発射体・ナロ号が、たとえ軌道進入には失敗したものの、宇宙時代の可能性を見せてくれたことなどが反映されたものと分析される。

スポーツのレベルに対しては59.0%が「高い」と答えた。08年8月の調査(67.2%)に比べては低くなったが、07年12月の調査(54.5%)よりは上昇した。「フィギュア・クィーン」こと金妍児(キム・ヨナ)の善戦などが肯定的な評価を主導したものと見られる。芸術・文化レベルへの評価は、相変わらず低いか留保的な答えが多かった。31.5%が「高い」と答え、44.5%は中間水準と回答した。「低い」という回答は18.3%だった。

全体的には大韓民国の国民ということへの満足度が比較的高かった。58.1%が「満足している」と答え、「普通」という答えは34.4%だった。「不満足」という回答は7.0%と少なかった。「満足している」という回答は、ほとんどの階層で高く見られた。特に、40代(62.3%)、大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)地域(65.9%)、所得水準が中層(64.8%)で高かった。「不満足」は、忠清(チュンチョン)地域(13.8%)、ブルーカラー(14.9%)で相対的に高かった。忠清地域で不満足の回答が他地域より高くなったのは、世宗市(セジョンシ)修正議論などとも関係があるものと解釈される。



yongari@donga.com