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韓国型原子炉「事故の確率は100万年に1回未満」

韓国型原子炉「事故の確率は100万年に1回未満」

Posted December. 28, 2009 08:57,   

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アラブ首長国連邦(UAE)に輸出される原子力発電所には、「APR1400」と呼ばれる国内技術で開発された「韓国型原子炉」が設置される。韓国は1984年から原発技術の独自確保に取り組み、1995年に初の韓国型原子炉である「OPR1000」を開発した。OPR1000は、中核技術の一部を除いたほとんど(95%)の技術を国内技術に代えた初の韓国型原子炉だ。

APR1400は、OPR1000の安全性や経済性を大幅に向上させた改良型製品だ。特に、新古里(シンゴリ)原発3・4号基に、同製品を実際に使って安全性を検証を済ませているうえ、設計を単純化して制作期間と建設費を大きく減らしたのが特徴。OPR1000と比較して、発電容量は40%拡大され、事故発生確率は10分の1に低下するなど、性能が大きく改善した。しかし、まだ、中核基盤技術を全て確保するまでは至らず、100%の技術自立という目標は実現していない。

韓国水力原子力など国内の原発業界は、これから「APR+」と名づけられた改善された原子炉を開発する予定だ。同製品の開発過程で、これまで確保できなかった基盤技術を全て国産化し、技術自立を実現することによって、新たに建設される国内原発に適用する計画だ。



sanhkim@donga.com