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経済5団体、李健熙前会長など71人へ恩赦を建議

経済5団体、李健熙前会長など71人へ恩赦を建議

Posted December. 18, 2009 09:28,   

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大韓商工会議所の孫京植(ソン・ギョンシク)会頭は、「三星(サムスン)の李健熙(イ・ゴンヒ)前会長など、経済界の関係者71人への恩赦を、経済5団体名義で最近、大統領府に建議した」と明らかにした。孫会長は16日、ソウル中区(チュング)・太平路(テピョンノ)クラブで、開かれた年末懇談会で、「全国民の念願である平昌(ピョンチャン)冬季五輪の招致のためにも、国際オリンピック委員会(IOC)委員である李前会長は、一日も早く恩赦を受けるべきだ」とした上で、このように語った。

孫会頭は、「平昌五輪の開催準備はできているが、(実際の招致は)準備だけ整っているからできるものではなく、招致活動が非常に重要だ」とし、「李会長が今回恩赦を受ければ、平昌五輪の招致に向け、力をふるって先頭に立っていただけるだろう」と期待を示した。

李前会長への恩赦の可能性について孫会頭は、「大統領府の本音は分からない」としながらも、「前から社会の多くの方々が、李前会長への恩赦の必要性について述べているだけに、うまくいくだろう」と語った。さらに、「(スポーツ界や経済界共に)時期的に見て、今は李前会長に積極的に取り組んでもらわなければならない」とし、「来年2月(カナダ冬季五輪)ほど、IOC委員らが一堂に会するチャンスはなかなかないため、(その前に恩赦を受けてほしいという)願いが多い」と伝えた。

孫会頭は、李前会長への恩赦は、国内経済の回復にも大きく貢献するだろうと主張した。氏は、「(李前会長が三星による投資を導き、国内での全般的投資を活性化させるだろうという」財界の意見に同感している)とし、「このような内容も、恩赦建議案に一緒に盛り込まれている」と付け加えた。

経済5団体がまとめた恩赦建議対象者リストには、李前会長のほか、李鶴洙(イ・ハクス)前三星副会長、金宇中(キム・ウジュン)元大宇(テウ)会長、金俊起(キム・ジュンギ)東部(トンブ)会長、劉常夫(ユ・サンブ)元ポスコ会長、朴健培(バク・ゴンベ)元ヘテ会長、張震浩(チャン・ジンホ)元眞露(チンロ)会長など、71人の経済人が含まれているという。

一方、大韓跆拳道(テコンドー)協会長であるハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員や大韓野球協会長であるハンナラ党の姜升圭(カン・スンギュ)議員も17日、李前会長への赦免の必要性に触れた。洪議員は、「李前会長までが、IOC委員職を剥奪されることになれば、従来3人だった韓国人IOC委員は、1人も残らなくなり、我々のスポーツ外交に大きな支障を来たすだろう」と述べ、「李前会長が、これまでIOC委員として、果たしてきた少なからぬ役割を見過ごしてはならない」と語った。



imsun@donga.com nex@donga.com