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ボズワース代表、来月8日に「1泊」訪朝 米国立場伝える実務型

ボズワース代表、来月8日に「1泊」訪朝 米国立場伝える実務型

Posted November. 21, 2009 09:15,   

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バラク・オバマ米大統領の特使資格で来月8日に北朝鮮を訪れるスティーブン・ボズワース北朝鮮政策特別代表は、2日間北朝鮮に滞在すると発表した。また、米国は訪朝団を4、5人の小規模にする予定であり、ボズワース代表の訪朝は、具体的な交渉よりも米国の立場を北朝鮮に伝えることに重点を置くという見方が多い。

米国務省の関係者は19日、「ボズワース代表は、平壌(ピョンヤン)で1日半ほど滞在する。訪朝団の規模は4、5人程度だ」と明らかにした。このように、ボズワース代表の訪朝日程を「一泊」と短く設定し、訪朝団の人員も小規模の実務型中心にするのは、北朝鮮の6者協議復帰を説得することに焦点が置かれているためだ。

訪朝代表団には、6者協議首席代表を務めるソン・キム代表が確定しており、国家安全保障会議(NSC)のジェフリー・バーダー・アジア上級部長とダニエル・ラッセル・アジア部長のどちらか1人が含まれると発表された。また、デレク・ミッチェル国防総省首席副次官補(アジア・太平洋担当)も参加する可能性が高いという。ミッチェル副次官補は、ボズワース代表が学長であるフレッチャースクール出身で、個人的に親交がある。

ワシントンの外交筋は、「訪朝の日程を見れば、北朝鮮に何か与える新たな交渉をするためのものではなく、ひとまず6者協議のテーブルにつけというオバマ政府の強いメッセージを伝えることに焦点が置かれている。ボズワース代表が長く北朝鮮に滞在する必要はないと判断したようだ」と語った。

しかし、北朝鮮は、米朝対話を通じて米国と直接の協議に入り、すぐには6者協議に復帰せず、3者会談や4者会談など多国間会談に出席すると主張する可能性が高いと、ワシントンの外交関係者は分析している。しかし、米国は、米朝対話を成果なく長引かせないという方針を立てている。このような状況を考慮すると、米朝対話が再度開かれる可能性も排除できない。



yhchoi65@donga.com