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三星電子、過去最大の半期業績 来年は8兆5千億投資

三星電子、過去最大の半期業績 来年は8兆5千億投資

Posted October. 31, 2009 08:42,   

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創立40周年を迎えた三星(サムスン)電子が、史上最大の半期業績を発表し、韓国の代表的企業としての実力を見せ付けた。三星電子は30日、今年第3四半期(7〜9月)に海外事業所を含めた連結基準で、35兆8700億ウォンの売上に4兆2300億ウォンの営業利益を達成したと発表した。デジタルメディア(テレビなど)部門を除いた半導体、液晶表示装置(LCD)、情報通信(携帯電話)の3事業部門の営業利益がそれぞれ1兆ウォンを上回った。

第3四半期の売上は、前期(32兆5100億ウォン)に比べて10.3%伸びた数値だ。これまで最大だった昨年第4四半期(10〜12月)の33兆ウォンより2兆8700億ウォンが多い。営業利益も前期(2兆5200億ウォン)に比べて67.9%増と、従来の最大だった04年第1四半期(1〜3月)の業績(4兆90億ウォン)を2210億ウォン上回った。

今年に入って9月までの業績は、売上97兆500億ウォン、営業利益は7兆2200億ウォン。第4四半期に営業利益が2兆7800億ウォンに上ると、三星電子は国内企業の中で初めて年間売上100兆ウォン、営業利益10兆ウォンの同時達成を記録することになる。

史上最大の業績は、半導体とLCD部門でそれぞれ1兆ウォン以上の黒字を計上したおかげだ。半導体は今年第1四半期に6700億ウォンの赤字となったが、Dラム価格の上昇を追い風に第3四半期に1兆1500億ウォンの営業利益を記録。LCD部門も、第1四半期の3100億ウォンの営業利益から第3四半期には1兆100億ウォンの営業利益となる「目玉商品」に変身した。

携帯電話を含めた情報通信部門は、3半期連続で1兆ウォン台の営業利益を確保したが、テレビなどデジタルメディア部門はマーケティング費用が嵩張り、営業利益が多少縮小した。李ミョンジンIRチーム長(常務)は、「10年には世界の景気が回復に向かい、ほとんどの製品の需要が伸びると期待している」とし、来年の業績が今年より良くなると予想した。三星電子は、来年、連結基準でメモリー半導体に5兆5000億ウォン以上、LCDに3兆ウォン台など、8兆5000億ウォン以上の投資を計画している。



smhong@donga.com