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梁容銀、全米プロ選手権でウッズを抜き逆転優勝

梁容銀、全米プロ選手権でウッズを抜き逆転優勝

Posted August. 18, 2009 06:31,   

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誰も予測できなかった奇跡のような勝利だった。「風の息子」梁容銀(ヤン・ヨンウン、37=テーラーメード)が「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(34、米国)を下す異変の主人公になった。梁容銀は17日、米ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルゴルフクラブGC(パー72)で閉幕した米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」、最終4ラウンド、2アンダー70打を記録し、通算8アンダー、280でウッズを3打差で抜いた。

済州(チェジュ)の貧しい家で生まれ、数々の試練を乗り切ってきた梁容銀は、韓国人として初であり、アジア人としても史上初のメジャーゴルフ大会で、トロフィーを獲得した喜びを味わった。東洋人には、限界に思われてきたメジャー大会の高いハードルを越え、優勝賞金135万ドル(約17億ウォン)を受け取った。

梁容銀は白衣民族(韓国民族を象徴する言葉)を象徴するパンツとTシャツで、最終ラウンドを進めた。どんな危機にも動揺しなかった。14番ホール(パー4)で、逆転イーグルチップショットを成功させた後、勝利を確信したらしく、右手の拳を握った。結局、梁容銀は、メジャー大会で首位に躍り出た14の大会で、いずれも優勝した赤いTシャツのウッズに痛快な逆転勝を収め、ゴルフの歴史を書き換える主役になった。3月のHONDAクラシックで、初の米プロゴルフツアーの優勝を収めたことに続き、最高の年を迎えた。



kjs0123@donga.com