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白容鎬・国税庁長就任、第一声は「人事刷新と組織改革」

白容鎬・国税庁長就任、第一声は「人事刷新と組織改革」

Posted July. 17, 2009 07:37,   

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白容鎬(ベク・ヨンホ)国税庁長は16日に就任し、国税庁の改革に向けて本格的に乗り出した。

白庁長は同日、国税庁で行われた就任式で、変化や信頼回復を国税庁改革の重点課題として取り上げ、「なによりも、国税行政に対する国民からの信頼が落ちているようで、残念だ」とし、「国民からの信頼回復のためには、本来の任務に懸命に取り組むことが大事だ」と語った。国税庁建て直しの最初の課題として信頼回復を掲げたものだ。

白庁長はまた、強力な人事刷新を予告し、「特に、幹部職員の間違った行動に対して、国民にとってはさらなる失望をせざるを得ないだろう」と語った。8日の人事聴聞会で、「高官や幹部職の変化が必要だ」と触れたのに続き、再度、人事刷新の必要性を強調したものだ。

これを受け、すでに辞意を表明している許炳翊(ホ・ビョンイク)次長を始め、行政試験第22回出身の幹部職員らの退陣と共に、連鎖的な人事異動が行われるものと見られる。白庁長は、人事の時期に関連して、「早期に組織を安定させるため、適時に行う計画だ」と明らかにした。

白庁長はまた、「小さいが効率的な国税庁を作っていかなければならない」とし、組織改革を示唆した。しかし、大統領府のタスクフォース(TF)でまとめた地方国税庁の廃止や現場の税務署による調査機能の廃止など、具体的な内容については触れなかった。むしろ「私たち自らが変化の主体にならなければ、さらに厳しい困難に直面するだろう」と言い、内部の改革にさらに重点を置く姿勢を示した。

国税庁の関係者は、「人事刷新と共に、ある程度の組織再編は不可欠だが、当分、国税庁内部の改革意志や可能性をチェックした後、組織再編のレベルを決定するという意味のように受け取れる」と語った。



leon@donga.com