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国家ブランド委員長、スローガンの変更を提案

国家ブランド委員長、スローガンの変更を提案

Posted July. 16, 2009 08:28,   

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大統領直属の国家ブランド委員会の魚允大(オ・ユンデ)委員長は15日、国家スローガンである「ダイナミック・コリア(Dynamic Korea)」を変える必要があると主張した。高麗(コリョ)大学総長を務めた魚委員長は同日、国会で開かれた親李(親李明博大統領)系の会合「共に明日に向かって」の発足1周年の記念講演で、「ダイナミック・コリアはデモを想起させる」という白成雲(ベク・ソンウン)議員の指摘に対して、「ダイナミックという言葉自体は前向きな意味ではあるものの、『情報技術(IT)大国』のような、発展した技術力を表現できる方法を考える必要がある」と話した。「ダイナミック・コリア」は02年、韓日ワールドカップ共催を控え、政府が国家ブランド事業を開始する際に掲げたスローガンである。

魚委員長はその代案として、「漢江(ハンガン)の奇跡」をもとに、先進的なIT技術力を備えているという意味の「ミラキュラス・コリア(Miraculous Korea)」を提示した。魚委員長はまた、「韓国観光公社が『スパークリング・コリア(Sparkling Korea)』という言葉を使って海外向けのPRを行っているが、ミネラル・ウォーターを思わせるので、反応が芳しくない」とし、「外国企業に調査を依頼し、変更する計画だ」と語った。さらに、「李明博(イ・ミョンバク)大統領が9月、米ピッツバーグで開かれる金融サミット(G20)への出席のために出発する際、CNNなどを通して、新たな国家ブランドのPRを行うつもりだ」と明らかにした。

また、魚委員長は、「外国で三星(サムスン)製品を買う時、韓国製であることを知って購入するのではなく、ソニーより高い日本製品と勘違いして買うケースが多い」と伝えた。さらに、「国家ブランドは国のレベルを高めることであり、韓国に対する否定的なイメージを変えることでもある」とし、「外国では韓国に対する否定的なイメージとして、北朝鮮問題や国会を始めとする政治、デモ、不親切などを取り上げている」と語った。一方、国家ブランド委員会側は、「従来のスローガンを変更する問題は、専門家による深層調査や国民的コンセンサスをもとに決定する計画だ」と明らかにした。



sunshade@donga.com