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コロナ選手権3位の崔羅蓮、豚インフル恐れ急いでメキシコ脱出

コロナ選手権3位の崔羅蓮、豚インフル恐れ急いでメキシコ脱出

Posted April. 28, 2009 08:20,   

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「不安でたまりません。早く出国したいとばかり思っていました」

崔羅蓮(チェ・ナヨン=SKテレコム)は27日、メキシコ・モレリアで閉幕した米国女子ツアー第7戦「コロナ選手権」で3位につけた後、急いでホテルへ向かった。最終組でロレーナ・オチョア(メキシコ)と優勝争いをしたため、地元のファンらのサインと握手の要請が殺到したが、それらを避けて引き上げるしかなかった。メキシコで発生した新型豚インフルエンザによって、80人以上が死亡したというニュースを伝え聞いたためだ。

大会が開かれたモレリアは被害が深刻なメキシコシティから300キロ以上離れているが、ともすれば感染するのではないかと心配したためだ。

同大会に出場した30人あまりのほかの韓国人選手も、1時間でも早く出国しようと、航空便のスケジュールの変更に躍起になっていた。元々崔羅蓮は、同日午後、米マイアミへ向かう日程だったが、追加料金を支払って午前6時、ヒューストン行きの航空便に取り替えた。

盛り上がった雰囲気の中で、オチョアのホームファンの熱烈な応援を追い風に、通算25アンダーで大会2連覇を果たし、シーズン2勝目を獲得した。

一方、同日終了した米国男子ツアー第16戦「チューリッヒクラシック」で優勝したジェリー・ケリー(米国)は、02年2勝以後、ちょうど200度目の挑戦ぶりに優勝(14アンダー)の感激を味わった。ウィ・チャンス(テーラーメード)は1打差で2位タイに止まった。



kjs0123@donga.com