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盧前大統領、30日に事情聴取

Posted April. 27, 2009 03:31,   

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最高検察庁中央捜査部(李仁圭部長)は26日、泰光(テグァン)実業会長の朴淵次(パク・ヨンチャ)被告から600万ドルの賄賂を受け取った容疑を受けている盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領を30日午後1時30分に検察に呼び、事情聴取をする考えを明らかにした。

盧前大統領は30日午前、乗用車かバスに乗って、慶尚南道金海市進永邑(キョンサンナムド・キムヘシ・チンヨンウプ)のボンハ村の私邸を出発し、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞の最高検察庁庁舍に出頭する。盧前大統領は、VIPの聴取のために作られた最高検察庁1120号特別調査室で、中央捜査部の禹柄宇(ウ・ビョンウ)第1課長ら検事2人から被疑者聴取を受けることになる。

最高検察庁中央捜査部の洪満杓(ホン・マンピョ)捜査企画官は26日、「盧前大統領の聴取にかなりの時間がかかるだろう」と述べ、事情聴取が30日夜0時を過ぎ、5月1日未明まで続く可能性を排除しなかった。洪捜査企画官は、盧前大統領の再召喚については、「まだ話すことはできない」と述べた。検察は、盧前大統領に対する事情聴取を終えた後、来月初めにも、盧前大統領に対して非拘束起訴するか、事前拘束令状を請求する方針だ。

これに先立ち25日午後、盧前大統領は、検察が送った書面質疑書に対するA4用紙16枚分量の答弁書を直接タイピングし、電子メールで検察に提出した。盧前大統領の弁護人である文在寅(ムン・ジェイン)元大統領秘書室長は、「答弁の内容は、ほぼメディアで報道された水準だ」と話した。答弁書で盧前大統領は、朴被告が06年6月末、鄭相文(チョン・サンムン)元大統領総務秘書官(拘束)を通じて渡したと供述した100万ドルについて、「先日、妻(権良淑夫人)が借りたという事実を知った」と述べたという。また、朴被告が08年2月末、盧前大統領退任直前に送金した500万ドルに関しては、「退任直後、姪の夫に投資した金という話を聞いた」と主張したもようだ。

しかし検察は、100万ドルと500万ドルがいずれも、ベトナムの火力発電所建設受注などの事業を助けた見返りに、朴被告が盧前大統領の指示ないし要請に従って、盧前大統領に渡した金だと見ている。

盧前大統領は、答弁書16枚のうち11枚に、事件の争点質疑約20項目の答弁を、5枚には被疑者の権利を強調し、要求する内容を書いた。

いっぽう検察は、朴被告から国税庁の税務調査の中止の請託とを受け、その見返りに巨額を受け取った容疑を受けている千信一(チョン・シンイル)セジュンナモ旅行会長が07年、大統領選直前に会社の株を売って得た金の使用先を調べている。



verso@donga.com