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国税庁、職員の汚職監視で「不正情報収集チーム」新設

国税庁、職員の汚職監視で「不正情報収集チーム」新設

Posted April. 21, 2009 08:18,   

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国税庁は来月1日から税務署長級(4級)以上の幹部職員や調査分野職員の汚職を根絶するため、「不正情報収集専担チーム」を設置することを決めた。

国税庁は20日、ソウル鍾路区寿松洞(チョンログ・スソンドン)の庁舎で、全国税務官署長会議を開き、このような内容の公職綱紀確立案を推進することにした。毎年2月に開催されていた全国税務官署長会議は、今年初め、韓相律(ハン・サンリュル)元国税庁長の辞任と後続人事の遅延で、延期されていた末、ようやく開かれた。

国税庁はこれから収賄の疑惑に巻き込まれた職員に対し、重い懲戒または刑事告発するなど、現在より処罰を強化することにした。収賄に関与した職員は、受け取った金額が少なくても、調査分野から除外すると共に、金品を提供した納税者や贈収賄に関与した税務代理人に対しても、税務調査の再実施または刑事告発など、強力な措置を並行することにした。

国税庁はまた、税務調査の透明性を高めるため、「調査対象選定審議委員会」に参加する民間専門家の割合を増やし、権限も強化することにした。現在、同委員会は外部専門家6人と国税庁幹部5人で構成されている。

一方、国税庁は今年初めて導入される勤労奨励金(勤労奨励税制)受給予定者76万人に対し、23日から申請の案内書を発送することを発表した。案内書で受給資格があるかどうか確認し、5月1日から6月1日まで、住所地にある税務署か、勤労奨励税制専用ホームページ(www.eitc.go.kr)で申し込むことができる。勤労奨励金はワーキングプア(働く貧困層)の実質所得を支援するため、年間最大120万ウォンを支給する制度で、8月末までに詳細な審査後、9月末までに支給する。



jefflee@donga.com