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先週末に夫人権氏を事情聴取、盧前大統領は今週中取り調べ方針

先週末に夫人権氏を事情聴取、盧前大統領は今週中取り調べ方針

Posted April. 13, 2009 07:53,   

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最高検察庁中央捜査部(李仁圭部長)は、今週中に盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領を呼んで在任中に政界や官界に対するロビー疑惑で拘束起訴された泰光(テグァン)実業会長の朴淵次(パク・ヨンチャ)被告から600万ドルを受け取った疑い(収賄または政治資金法違反)について取調べを進める方針だ。

朴被告は検察で、「盧前大統領の指示を受け、07年6月に100万ドルを、08年2月に500万ドルを渡した」と供述した。

検察は盧前大統領が100万ドルを受け取ったことに関連し、盧前大統領夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏を11日、参考人として釜山(プサン)地検に呼んで事情聴取したと12日、明らかにした。

権氏は検察の事情聴取に対して、「そのお金は借金を返すため、鄭相文(チョン・サンムン)元大統領府総務秘書官を通じて私が借りたものだ」と供述した模様だ。しかし、権氏は元金や利率の返済時期などが具体的に書かれた借用証や、100万ドルを借金の返済に当てたという主張を立証できる資料を検察に提出してはいない。

権氏の主張は、盧前大統領が7日、ホームページに掲載した謝罪文や、鄭元秘書官がその日、検察の取り調べで供述した内容と一致する。鄭元秘書官は検察の取り調べに対して、最初は「100万ドルを私が全額使った」と主張したが、弁護人との接見の過程で盧前大統領が謝罪文を掲載したという話を聞いた後、「権氏に渡した」と言葉を替えたと検察は伝えた。

盧前大統領は12日午後、自身のホームページに「釈明と防御が必要なようです」という3度目の書き込みを通じ、「『妻がやったことだ。私は知らなかった』と話すのは、とても恥ずかしく頭が上がらないことですが、知らなかったことは知らなかったと話すことにした」とし、100万ドルのやり取りがあったことを在任中に全く知らなかったという従来の立場を崩さなかった。盧前大統領は、「朴会長が私が知っている事実と違う話をしたと聞いた」とし、朴被告の検察供述を信用できないとも反論した。

また、検察は12日、盧前大統領の息子の盧建昊(ノ・ゴンホ)氏を参考人として呼び、盧前大統領の姪婿、ヨン・チョルホ容疑者と一緒に朴被告に500万ドルを要求した経緯について調べた。検察は、建昊氏を相手に朴被告に送金してもらった500万ドルの一部をヨン容疑者と一緒に海外で立ち上げた投資会社の資金として使ったかどうかについても調べた。

これに先立ち、米サンディエゴのLG電子の現地法人に勤める盧建昊氏は、航空機便で日本の東京を経て、11日午後10時50分、仁川(インチョン)国際空港に到着した。盧建昊氏は空港で会った記者団の質問に対し、「検察で全てのことを言う」という言葉だけを繰り返し、心境を聞く質問には「良くない」とだけ答えた。

検察は10日午前、外国為替管理法違反の疑いで逮捕したヨン容疑者を12日午前釈放した。最高検察庁中捜部の洪満杓(ホン・マンピョ)捜査企画官は、「盧建昊氏とヨン容疑者に対して取り調べることが多くて、これから1〜2回さらに呼んで調べる予定だ」と述べた。



verso@donga.com needjung@donga.com