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エコ先端カーのグリーン・ブーム

Posted April. 03, 2009 09:47,   

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国内最大モーターショー「2009、ソウルモーターショー」が2日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のキンテクスで、メディア発表会(プレス・デー)を皮切りに開幕した。世界的規模の景気低迷の影響を受けて危機に瀕している自動車業界では、今回のモーターショーを、国内自動車産業の回復のきっかけへとつなげるため、さまざまな製品やアトラクションで入場者の視線を集めようとしている。今年で7回目を迎えるソウル・モーターショーは、公式開幕日の3日から、一般の入場が始まり、12日まで行われることになる。

●自然と人間の共存を模索

今回のソウル・モーターショーは、最近、世界的な流行となっているグリーン(緑)ブーム」をそのまま反映している。現代(ヒョンデ)自動車はエコ・ブランド「ブルー・ドライブ」の初作品である「アバンテLPIハイブリッド」などを公開し、環境にやさしい車両の開発に向けてのビジョンを示した。

昨年11月、ロサンゼルス・モーターショーで初めて公開されたブルー・ドライブは、自然を意味する「ブルー」と、移動性や推進力を意味する。来年量産に入るアバンテLPIハイブリッドと共に、現代車は12年の量産を目標にすえているプラッグ・イン・ハイブリッド・コンセプト・カー、「ブルー・ウィル(HND−4)」も同日初めて公開した。

起亜(キア)自動車も同様に、環境にやさしいモデルを大量に展示している。「フォルテLPI」や「ソール」、「シード」など、ハイブリッド・システムが搭載されている「三車」を披露した。

ソウル・モーターショーに初めて参加するトヨタは、「ハイブリッド・ゾーン」を、レクサス展示館に設け、「RX450h」など、ハイブリッド製品の全体的なライン・アップを紹介する一方、代表的なハイブリッド車種「プリウス」の第3世代モデルも展示している。ホンダは普及型ハイブリッドの第2世代モデルである「インサイト」や、スポーツ・ジャーのハイブリッド・コンセプト・カーの「CR−Z」などを出品している。

GM大宇(デウ)自動車は、GMの次世代プラグ・イン電気自動車「シボレ・ボルト」と、水素燃料電池車「シボレ・エクイノクス」を展示した。双龍(サンヨン)車は、「カイラン・ディーゼル・ハイブリッド」モデルを披露した。韓国タイヤや現代モービス、マンドや漢拏(ハルラ)空調などの各部品メーカーも、最先端のエコ技術が適用された製品を多く出品した。

●CEOや労組委員長、芸能人まで出てPR

同日のイベント会場では最高経営者(CEO)や労組委員長、芸能人まで出て、激しいPR戦を繰り広げた。起亜車「ソレント」の後続モデルの発表は、ノー・ネクタイにヘッドセットをつけたソ・ヨンゾン社長や金ジョンソク労組委員長が行った。GM大宇車の場合はグループ「少女時代」が出演して、マティスの後続モデルを囲んで歌を歌い、歓声と共にフラッシュの洗礼を受けた。ルノー三星(サムスン)車は、中型車水準の準中型「ニューSM3」の発表に先立って、フュージョン国楽公演を行って入場客の関心を集めた。

フォード・コリアの「リンカーンMKZ」と「2010マスタング」の新車発表では、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の国家代表として活躍したボン・ジュングン選手や映画俳優の李ソンジェ、タレントの朴ヨンハさんなどが大勢出席し、イベントを行った。フォルクスワーゲン・コリアの広報大使であるシャン、チョン・へヨン夫妻は同日、フォルクスワーゲンのティグアンRラインの発表行事を行った。

姜哲求(カン・チョルグ)自動車工業協会理事は、「さまざまなアトラクションが用意されている今回のモーターショーに大勢に入場客が訪れ、低迷している国内自動車産業の回復の景気となることを期待する」と話した。



woogija@donga.com fineday@donga.com