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建設中の高尺洞ハーフ・ドーム、ドーム球場への変更の動き

建設中の高尺洞ハーフ・ドーム、ドーム球場への変更の動き

Posted March. 30, 2009 09:27,   

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韓国野球国家代表チームのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での準優勝の快挙を受けて、ソウル九老区高尺洞(クログ・ゴチョクドン)に建設中「ハーフ・ドーム野球場」を、国内初のドーム球場へと変更して建設する案が推進されることになる。

普通、ドーム球場の建設には4000億ウォン以上の資金がかかるが、高尺洞のハーフ・ドーム野球場は300〜400億ウォンを追加すれば、ドーム球場へと変えることができるという。

九老区は、ハーフ・ドームをドーム球場へと変更して建設してほしいという内容の公文を最近、ソウル市に送った。梁大雄(ヤン・デウン)区長は近く、吳世勳(オ・セフン)ソウル市長や韓国野球委員会(KBO)、大韓野球協会の関係者らと会って、協力を要請する計画だ。

撤去された東大門(トンデムン)野球場の代替球場として建設している高尺洞野球場は、地下1階、地上4階、延べ面積2万528平方メートルに2万人を収容することができる。建設費は1000億ウォンあまり。施工会社の現代(ヒョンデ)産業開発によると、日本の東京ドームのように空気幕方式(内部の気圧を外部より高く維持し、圧力差によって屋根を支えること)で建築すれば、300億ウォンの追加費用がかかる。つり橋方式(柱を立ててからケーブルをつないで屋根を持ち上げること)で建設すれば、400億ウォン程度がさらにかかるが、メンテナンス費用は安くつく。

現代産業開発の関係者は、「今の野球場も今後、ドーム球場へと変更することを考慮して設計した。後で屋根をつけることになれば、今建設するより一段とコストがかかる」と話した。

ドーム球場へと変更して建設すれば、当初の完成予定日(来年10月)よりさらに6ヵ月〜1年がかかる。

ソウル市の権赫昭(クォン・ヒョクソ)文化局長は、「野球界の意見が最も重要なだけに、野球界の意見を収集し、内部での調整を経て検討するつもりだ」と話した。

一方、京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)も草芝洞(チョジドン)の安山綜合運動場のすぐ隣の敷地にドーム野球場(3万席)や公共庁舎、住商複合ビルを建設する案を推進している。日本には計6つのドーム球場がある。



uni@donga.com