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アフガンにザイトゥーン方式で再派兵へ 政府が方針固める

アフガンにザイトゥーン方式で再派兵へ 政府が方針固める

Posted March. 27, 2009 08:48,   

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政府が、アフガニスタンの復興と安定化を支援するために、韓国軍兵力を再派兵するという内部方針を固め、派遣規模と時期について具体的な検討作業に入ったことが確認された。派兵は、イラクで民事作戦を行なったザイトゥーン部隊の方式が有力だ。政府関係者は26日、「現在42ヵ国がアフガンに派兵している。米国の同盟国であり、かなりの経済力および軍事力を有する韓国が、これ以上派兵を延ばしたり、背を向けることはできない状況だ。まだ米国から公式に要請は受けていないが、直接・間接的に打診を受けており、派兵の方向で決定した」と明らかにした。同関係者は、「イラクに派兵したザイトゥーン部隊のように、工兵を中心に約1000人未満の規模で派兵する案が有力だ」と話した。

匿名の別のある外交筋は、「先週、米国側とアフガン支援の方向および派兵問題について予備接触を持った後、政府関係省庁間の協議を通じて、派兵問題を本格的に検討し始めた」と伝えた。そして、「4月2日のロンドンG20首脳会議で行なわれる韓米首脳会談で、バラク・オバマ大統領がアフガン問題を取り上げる可能性がある。これに備えるという次元からも、派兵の方向で政府の方針を固めた」と述べた。

政府は、派兵規模と時期、アフガン内の駐留地域などの具体的な事案は、アフガンの現地情勢と国民世論を検討して、決定する方針だ。政府は、6月頃と予想される李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ大統領の韓米首脳会談に前後して、具体的な派兵案を作成し、早ければ6月の臨時国会で、派兵同意手続きを踏む計画だという。このため、実際の派兵は、今年の下半期に実現するものとみられる。

米国は31日、オランダ・ハーグで開かれるアフガン復興国際会議を機に、具体的なアフガン安定化戦略と国際協力体制ができれば、韓国に正式に派兵を要請する可能性が高い。柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官も、同会議に出席し、アフガンの持続可能な安全保障および経済・社会開発を成し遂げるための案を話し合う予定だ。

韓国は03年2月から、アフガン・バグラムの米軍基地に東医(トンウィ)部隊と茶山(タサン)部隊を派兵し、医療および建設支援活動を行なった。しかし、07年7月にタリバン武装勢力に韓国人が拉致され、これを解決する過程で韓国軍の撤収を約束し、07年12月に全員撤収した。今は、昨年派遣した民間地方復興チーム(PRT)24人が、バグラム米軍基地で医療支援活動をしている。



spear@donga.com ysh1005@donga.com