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国会議長「8日までは職権上程はない」

Posted January. 05, 2009 03:00,   

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金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長は4日、与野党が今回の臨時国会が終わる8日までに争点法案に合意しなくても職権上程をせず、法案を2月の臨時国会に持ち越して処理することを決めた。また金議長は、与野党間の合意とは別に、4日までに野党の党幹部と補佐官が国会占拠を解除しなければ、断固対処すると最後通告をした。

金議長は同日午後、国会執務室で記者会見を開き、このような内容を盛り込んだ「国会正常化に向けた声明」を発表した。金議長は、「与野党の交渉代表は再び会って、条件をつけずに話し合うことを強く求める。各党の議員たちは、交渉代表に全権を付与し、交渉が責任をもって進められるよう協力してほしい」と述べた。

さらに、「職権上程をできる限り控えてきた。今後もそうだ。しかし、交渉に進展がなく、長期にわたって空転が続けば、歴史の前に苦しい決断を下すほかない」と強調した。

これについて金陽秀(キム・ヤンス)議長秘書室長は、「『苦しい決断』とは、与野党からの批判を甘んじるという意味だ。8日以降は、国会の扉を閉め、冷却期間を持った後、2月の臨時国会で法案を処理するだろう」と話した。

これは、ハンナラ党が要求してきた今会期内の職権上程を事実上拒否するもので、大統領府と与党の反発が予想される。

また金議長は、「今日中に、国会議員でない人は(国会から)皆退去してほしい。これが最後の警告だ。私は責任を最後まで果たす」と述べた。

これに先立ち、国会事務処は3日と4日、警衛と警備員約140人を投入し、6回にわたって国会本会議場前を占拠している民主党党幹部と補佐官約400人を解散させようとしたが、強い抵抗に遭い、失敗した。この過程で、国会議員や警衛ら約100人が負傷した。

国会事務処は、「国会が統制不能の状態で、正常な公務執行がマヒした。座り込みをしている人の中には、身元不詳の人物も一部含まれていた」と主張した。

民主党は同日、金議長や朴啓東(パク・ケドン)国会事務総長、魚清秀(オ・チョンス)警察庁長官らを職権乱用の容疑などでソウル中央地検に告訴した。



koh@donga.com